フランス版ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』が遂に日本初上陸!オフィシャルサポーターに城田優が就任

 

21日(月)、赤坂BLITZで行われたフランス版ミュージカル、LION presents ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』~ヴェローナの子どもたち~のイベントに、来日した出演者とオフィシャルサポーターに就任した俳優・城田優が出席した。

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2001年のパリ初演以来、本国で200万人、全世界で500万人を動員!フランスで一大社会現象を巻き起こした21世紀最強のメガヒットミュージカル『ロミオ&ジュリエット』。ヨーロッパ最強のPOP&ROCKヴォーカルと圧巻のダンスシーン。フランスならではの官能的なステージが、10月に日本初上陸となる。

フランスでの評判が飛び火した日本では、2010年に日本ミュージカル界が誇るヒットメーカー、小池修一郎の潤色・演出による日本版が、宝塚歌劇団星組で初演され、翌2011年1月~3月の同歌劇団雪組公演を経て、秋には同じく小池修一郎の新しい潤色・演出で日本オリジナル・バージョンを上演。ロミオ役を城田優と山崎育三郎のWキャストが務め、連日完売の大ヒットを記録した。

 

来日したシリル・ニコライ(ロミオ役)、ジョイ・エステール(ジュリエット役)、ステファヌ・ネヴィル(ヘンヴォーリオ役)、ジョン・エイゼン(マーキューシオ役)の4人によるパフォーマンスを日本のオーディエンスに「いつか」「エメ」「世界の王」「二十歳とは」の4曲を披露し、会場のオーディエンスを魅了した。

(「二十歳とは」は日本では初披露曲となり、フランス版ではカーテンコールで披露される曲で、10月に先立って日本初披露となった。)

城田優

オフィシャルサポーターに就任した城田優は、リハーサルを見て「泣きました。素晴らしいです」と感動を隠せない様子。シェークスピアにない音楽感とオーディエンスにPRし、来日したロミオ役のシリル・ニコライとジュリエット役のジョイ・エステールと3人で「エメ」を歌った。城田は「とても緊張しました」とフランス語で初めて歌った感想と「10代の頃から『ロミオ&ジュリエット』を演じたいと思っていたので、とても幸せに思う。みなさんと一緒にステージに立てたことを心から幸せに思う」と語った。そして、記者からの囲み取材では、プライベートでの『ロミオ&ジュリエット』のような恋は?の質問に「(恋は)ないです」と苦笑い。

ジェラール・プレスギュルヴィック(作・音楽)

「みなさまも世界中の人々と同じ、人の心はみんなどこでも同じだと思いますので、この作品に対して共感してくれることだと思います。既に私達も日本で宝塚バージョンなどを拝見して、非常に感動しましたので、私達の作品オリジナルバージョンの方もきっとみなさんに温かく迎い入れていただけると思います」と語った。そして、記者からの『ロミオ&ジュリエット』の舞台をミュージカルにされたきっかけは?の質問には、「『ロミオ&ジュリエット』をミュージカルにしようと思ったのは、私が思いついたのではないのです。自分は何かミュージカルを作ろうということは考えていたのですけれど、この『ロミオ&ジュリエット』をミュージカルにしようと考えたのは私の妻です。妻から『ロミオ&ジュリエット』をミュージカル化した方が良いのではないかと聞いたときに、『ロミオ&ジュリエット』は古い作品なので、あまり乗り気ではなかったのです」(爆笑)ときっかけを語った。

シリル・ニコライ(ロミオ役)

「(日本語で)こんにちは。私の名前はシリルです。ロミオを演じます。これが私が日本語で言える全ての言葉です」(笑)「日本に来ることができて、仲間たちと一緒に『ロミオ&ジュリエット』を演じることができて光栄に思っています」(実はステージ裏手では、日本語を復習している姿を暴露された。)そして、城田からの今ロミオを演じ、以前はヘンヴォーリオ役を演じていましたが、役の切り替えや心境は?の質問には、「不思議なのですが、僕自身がヘンヴォーリオよりロミオの方が自分とキャラクター的に似ているのではないかと思っています。ヘンヴォーリオはどちらかというと芸術家で、ロミオは5歳の子供のようなピュアな心を持っているところが似ているかなと思います」と心境を語った。

 

ジョイ・エステール(ジュリエット役)

「(日本語で)こんにちは。」と言い「すみません、”こんにちは”しか日本語を知らないので・・・10月にまた戻って来て『ロミオ&ジュリエット』を演じることができるのをとても嬉しく思います。この場にいれることを幸せに思っています。やっと日本に来ることができて幸せです。みなさんが作品を愛してくれることを願っています」日本に初めて来日したジョイは、「あまり観てないし見学出来ていません。10月はもっとゆっくりできるので、その時に楽しみたいと思います。」と10月の再来日を楽しみにしている様子。

ステファヌ・ネヴィル(ヘンヴォーリオ役)

「みなさんこんにちは。この場にいれることをとても嬉しく思います。初来日で、参加することになりました。みなさんに公演を気に入っていただけるように頑張ります」

ジョン・エイゼン(マーキューシオ役)

「こんにちは、日本に来れて光栄に思っています。(言いたいことは、言われてしまったので・・・)10月に会えることを楽しみに思っています」と意気込みを語った。

 


 

フランス語の公演ですが、日本で公演することで、意識することで環境や自分のモチベーションなど変わったりするのでしょうか?の城田からの質問に、シリルは「ジェラールの音楽は、世界共通の音楽だと思っています。エモーションの面では、日本のみなさんにも伝わると思っています。ジェラールが気に入っている一言があるのですけれど”人の心というのは、世界共通だ”ということがありますので、みなさんも同じような環境を感じていただけると思います」と語った。

 

ジェラールさんはロマンチストなのですね?”と城田からの質問に、ジェラールは「僕はロマンチストではなく、シェークスピアがロマンチストなのです。ロマンチストをテーマにするのならロミオ&ジュリエットではないかと思います」と笑いを沸かせた。そして、”音楽はどうのように生まれたのですか?”との質問には、ジェラール「インスピレーションは謎です。どこからインスピレーションが沸くのか、わからない謎です。ロミオ&ジュリエットというこれ程までに素晴らしい作品を手がけようと思うと自然とインスピレーションが沸いてくるのです。何もないところからではなく、ロミオ&ジュリエットの方がインスピレーションが沸きやすかった。シェイクスピアがお礼を言ってくれるかはわかりませんが、とにかく私はシェイクスピアに感謝しています」と笑いも沸かせる場面も。

 

(取材:野地 理絵)

 

 

<LION presents ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』~ヴェローナの子どもたち~>

 

東京公演

2012年10月6日(土)~10月21日(日) 20回公演

会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11F

http://theatre-orb.com/

S席:13,000円 A席:9,000円 B席:5,000円

チケットに関するお問い合わせ:梅田芸術劇場(東京)03-3503-5815

 

大阪公演

2012年10月26日(金)~11月4日(日) 13回公演

S席:13,000円 A席:9,000円 B席:5,000円

チケットに関するお問い合わせ:梅田芸術劇場 06-6377-3800

 

オフィシャルホームページ http://romeo-juliette.com/

オフィシャル Twitter @ musical_RJ

オフィシャル facebook http://www.facebook.com/musical.ri.jp

 

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