薬師丸ひろ子14年ぶりの舞台「すうねるところ」上演決定!!

「すいか」「野ぶた。をプロデュース」「Q10」などの伝説的ドラマを生み出した関西在住の夫婦脚本家・木皿泉。あるようでない”、“ないようである”、不思議な世界感と研ぎ澄まされた台詞で見るものを魅了する。その木皿泉が、TVやラジオではなく“舞台”に、初めて書き下ろすのが、今作品「すうねるところ」です。登場人物は、ヴァンパイアと人間の子供の4人で、ヴァンパイアというフィルターを通して、なにげない日常生活や隣人とのふれあいから、普段は見過ごしているちょっとした出来事や大切な気持ちに気づかされていく物語です。演出には、木皿泉がデビュー当時から、その才能を見抜いていたという内藤裕敬。

 

出演者は、舞台はなんと14年ぶりで、チャーミングな存在感と演技力で圧倒的な魅力を放つ女優、薬師丸ひろ子。映画・テレビ・舞台と豪柔の魅力を併せ持つ俳優萩原聖人、実力個性派俳優かつ女優(女方)としても妖艶な演技を魅せる篠井英介、近年舞台のオファーの耐えない有望な若手俳優、村井良大。 

木皿泉×内藤裕敬企画ならではの、素敵な俳優4人が勢揃い!致しました。

「幸せという場所」にたどりつくことが出来るのか。ファンタジーの様でファンタジーでは終わらない、独特な木皿ワールドに・・・

脚本家、演出家、キャストコメント

 

薬師丸ひろ子コメント

木皿泉さんの作品は、私にとってキラキラしたかけがえの無い存在です。その世界感を映像で表現するという幸せに私は恵まれました。今回、木皿泉さんの初戯曲への出演依頼に、一度封印していた舞台への気持ちが揺れました。その戯曲を演出される内藤裕敬さんとの出会いや素敵な共演者のお力を借りることで背中を押して頂いたよう感じ、勇気を振り絞って出演をきめました。出演を決めた以上は、作品性を大切に大切に表現し、お客様に伝えきりたいと思います。ご期待下さい。

 

脚本:木皿泉コメント

内藤さんなら何とかしてくれるかもしれない、と思い、初めて戯曲を書くことにしました。気がつくと、とても豪華な顔ぶれになっていて、少し焦っています。吸血鬼が人間の子供を育てる話ですが、これだけの出演者が揃うと、何でもできそうな気がしてきます。例えば西遊記。純真で何の迷いもなく体が動いてしまう孫悟空は薬師丸さん。知性があり過ぎて慎重になってしまう沙悟浄は萩原さん。欲という欲を全て味わいつくさずにはいられない猪八戒は篠井さん。人間であるゆえに何もできず、ただただ悩む三蔵法師は村井さん。この感じ、なんだか使えそうです。三人の化け物が、人間を「天竺」すなわち「幸せという場所」にたどりつかせることができるのか。血も肉もある役者さんを前にして、ようやくお話がゆっくりと立ち上がろうとしています。

 

演出:内藤裕敬コメント

萩原聖人君は、優しい目だが神秘的だ。篠井英介さんとは御一緒するのは初めてで、彼の怪しさには前から魅力を感じてた。村井君とは、彼のお芝居の楽屋でお会いしたが、若さと初々しさがまぶしかった。薬師丸ひろ子さんは、彼女がセーラー服で機関銃を撃っていた頃から拝見しているが、先日、初めてお目にかかり、おもっていた通りの天使でした。面白い作品ができそうです。 

 

<公演概要>

「すうねるところ」

脚本:木皿泉  演出:内藤裕敬

出演:薬師丸ひろ子 篠井英介 村井良大 萩原聖人

2012827日(月)~99日(日)シアタートラム

2012913日(木)~14日(金)兵庫県立文化芸術センター

チケットぴあ
Asiaent_Lifeをフォローしましょう

<人気記事>