４日（木）、都内で『錦秋特別公演　芯２０１３』製作発表会見が行われ、歌舞伎俳優の中村勘九郎、中村七之助、三味線奏者の高橋竹童、ドラム・アート・パフォーマンスＴＡＯの岸野央明が登壇した。

中村勘九郎・中村七之助の兄弟による歌舞伎舞踊を中心に送る『錦秋特別公演　芯２０１３』。日本を代表する伝統芸能の担い手たちが、進化した”和”のステージ。前回出演した三味線奏者の高橋竹童に加え、今回はドラム・アート・パフォーマンスＴＡＯから精鋭たちが出演。あらにバージョンアップしての特別公演だ。演目は、ＴＡＯによるドラム・アート・パフォーマンス。高橋竹童による津軽三味線の合奏と独奏。中村勘九郎・七之助による歌舞伎舞踊『団子売』。そして、コラボレーション『芯』。全国１０箇所で開催される。

三谷文楽『其礼成心中』の公開舞台稽古が、１０日（金）行われ、三谷幸喜が構想足掛け４年かけた、初の文楽の全てが明かされた。

 「初ものづくし」の第３弾・・・初の翻訳ものの演出として、アントン・チェーホフの「桜の園」を翻案演出、戸田恵子の一人舞台、そして日本の伝統芸能”文楽”に自ら書き下ろし演出に初挑戦。三谷文楽『其礼成心中』（それなりしんじゅう）は、『曾根崎心中』の裏版ともいえる。笑いと涙に溢れた人情物語。