佐々木蔵之介、一人舞台「マクベス」記者会見


12日、都内で行われた主演舞台「マクベス」の制作発表会見が開かれ主演の佐々木蔵之介演出を手がけたアンドリュー・ゴールドバーグ出席した。


ウイリアム・シェイクスピアの4大悲劇の一つ「マクベス」。この「マクベス」を、ほぼ一人で演じきるという大胆かつ野心的なコンセプトの元に創りあげられた舞台が、スコットランド・ナショナル・シアター(NTS)版『マクベス』。

舞台は精神病院、登場人物は病室に隔離されたたった一人の患者と彼を見守る看護師と女医。監視カメラが、患者の全ての動きを、逃さず捕らえて映し出す。観客は、患者に内存する「マクベス」の登場人物たちを介して、あの忌まわしい物語を追体験する。

ジョン・ティファニーとアンドリュー・ゴールドバーグのふtリの演出家と実力俳優アラン・カミングが共同リハーサルのもとに練り上げたNTS版「マクベス」2012年スコットランドで初演後、NY、ブロードウェイで上演され話題となった。

(撮影:阿部章仁)

100分間しゃべりっぱなしの”一人マクベス”を日本で初めて演じる佐々木は、今まで一人舞台は”絶対やらない!”と決めていたこともあり、「マクベス」が決まった時にマネージャーに「やるって言ったっけ?」と聞いたことを暴露し、アンドリュー・ゴールドバーグは「その時、お酒を飲んでいたのかもね」と、佐々木をフォローする場面も。100分間に20役を演じることもあり、佐々木は「いつでも逃げる準備はしています。心配と不安しかない」と心情を語った。

記者会見後、佐々木とアンドリュー・ゴールドバーグを囲み茶話会が開かれた。日本初上演と直前のバレンタインを記念して、報道陣にチョコレートとお茶が振る舞われた。

「マクベス」は7月12日より東京(パルコ劇場)を皮切りに、豊橋、大阪、横浜、北九州で上演される。

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