柳楽優弥主演 宮本亜門演出舞台「金閣寺」顔合わせ

 

三島由紀夫×宮本亜門×柳楽優弥 舞台「金閣寺」225日(火)顔合わせ会見キャストコメント

少年たちの魂の叫びを聴け!2014年春、あらたな『金閣寺』誕生!柳楽優弥、水橋研二、水田航生が世界のMISHIMAに挑む!

 

201445日(土)~419日(土)まで赤坂ACTシアターにて、舞台「金閣寺」を上演する。日本文学の金字塔・三島由紀夫の不朽の名作であり、2011年に宮本亜門が芸術監督を務めるKAAT神奈川芸術劇場の柿落し公演として魂を込めて創作した傑作です。現代に通じる若者の苦悩を描きだし、あらゆる世代に共鳴し、 “リンカーンセンター・フェスティバル2011”に正式招待される程に絶大な支持を得た。

 

注目の新キャストには、生来の吃音から疎外感に悩まされ育ち、「生とは何か」「美とは何か」と自問する主人公・溝口役に、その眼光鋭く、しかしナイーブなガラス細工のような繊細な演技で独特のオーラを放つ柳楽優弥、下肢に障害を抱えながらも不敵に溝口を挑発する柏木役には、映画・ドラマの中で独特の存在感を醸し出し、常に演じる役で万華鏡のように色を放つ実力派の水橋研二、溝口とは寺の同朋で明るさの裏で自死を選ぶ鶴川役には、度重なるオーディションをくぐり選ばれた水田航生が決定致しました!さらに、溝口の初恋の相手・有為子役とその有為子に存在を重ねるお花の師匠に市川由衣が挑

主人公・溝口と二人の友人を通して、それぞれの若者の苦悩を見事に描きだした舞台「金閣寺」。新たなキャストによって作り出されるグレードアップした「金閣寺」にご期待下さい!

 

柳楽優弥

僕は、「僕の内界と外界との間の扉に鍵があり、うまく開いたためしがない。それどころか、その鍵は、錆び付いてしまっているのだ」という一節に現れる、溝口の心の変化を精一杯演じていきたいと思います。今日は稽古初日ということで、めちゃめちゃ緊張していますので、頑張って乗り切ろうという思いです。初舞台は「海辺のカフカ」で蜷川幸雄さんの演出だったので、演出家の方は皆、恐いという印象だったのですが、取材時にライターさんたちから亜門さんは優しいと聞いて、優しい演出家の方もいるんだと思いました(笑)亜門さんを信じて稽古に励んでゆきます。寺の坊主の役なので、役づくりのために、京都の宝泉寺に修行に行きました。座禅をしたり、太極拳をしたり、すごく緊張しました。今は一番声のことを意識しています。映画で声が小さいと言われるので(苦笑)。ですので、全力で挑もうと思います!髪型は、今以上にスッキリします!坊主にします!

 

宮本亜門

今回は、単なる再演ではなく、新しい役者さんもたくさん加わっていますし、自分にしかできない「金閣寺」を一緒に創り上げていきたいと思います。初演時に比べると、それぞれ役の実年齢に近い方が揃っています。「金閣寺」は、テーマがとても深く、時期や自分の置かれている立場によって、見方が変わりますので、自分自身を見つめ直す機会となりうる作品だと思います。3年前とは情勢が変わっています。自分という人間は何ぞや、日本とは何ぞやということを、いま一度、感じ取って頂ければと思います。柳楽さんは非常に面白い役者さんです。溝口を演じるには、溝口に共鳴できるかどうかが重要なんですが、柳楽さんは溝口が好きなんだと聞きました。「海辺のカフカ」も観て思いましたが、柳楽さんにはそこに“存在”できる力がある。舞台では、その“存在”できる力が大切なんだと思います。

 

公演日程:201445日(土)~419日(土) @赤坂ACTシアター

原作:三島由紀夫     

演出:宮本亜門     

出演:柳楽優弥 水橋研二 水田航生 市川由衣 ほか

企画・製作:株式会社パルコ

*チケットお求めに関するお問い合わせ=サンライズプロモーション東京 0570-00-33370570-00-3337

*総合お問い合わせ=パルコ 03-3477-5858 http://www.parco-play.com

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