『光にふれる』舞台挨拶

15日(水)、映画『光にふれる』(2月8日公開)の試写会にて、ピアノの生演奏つき舞台挨拶が行われた

 

MC:ご自身が自分の役を演じるというのはいかがでしたか?

ユィシアン:この映画は僕の実話に基づいている部分もあり、フィクションの部分もあり半々くらいなのですが、フィクションの部分を演じるのが難しかったですね。演技はほとんど初体験でした。

 

MC:撮影中のエピソードがあれば教えて下さい。

シャイニー:皆でワイワイ過ごした楽しい現場でした。エンドクレジットで、浜辺でモーターバイクで遊んでいるシーンがあるんですが、右側が海で左側が砂浜なのに、ユィシアンは見えないから「右に行け右に行け!」とめちゃくちゃな指示を出して必死に周りが止めたっていうことがありました。

 

MC:映画の中で、夢に向かって一歩踏み出すということがテーマとしてありますが、ユィシアンさんのこれからの夢は?

ユィシアン:いままでと変わらず音楽の道を進んで行って、多くの人に僕の曲を聴いて欲しいです。あと具体的には、今年中に僕のファーストアルバムを出したいと思っています。

MCそれは待ち遠しいですね!

シャイニー:(ユィシアンに)ありがとうって言いなよ!

 

MC:ユィシアンさんは昨年12月に被災地を回って無償でコンサートを開催されたりと、復興支援の活動もされていますが、被災地を訪れた時にどんなことを感じましたか?

ユィシアン:東北はとても美しいところだと聞きました。大地震という抗う事が出来ない自然の力で打撃を受けてしまいましたが、東北の人々は必ず復興を成し遂げると信じています。そして、東北に再び美しい場所が蘇ってくると信じています。

 

MC:これからこの映画を観る観客にメッセージを。

ユィシアン:若者たちが夢をあきらめない姿を描いた映画です。ぜひ多くの人たちに観て欲しいです。

シャイニー:早く観に来てくださいね!観ないと一生後悔しますよ!!


 

【物語】 生まれつき目が不自由なユィシアンは、たぐい稀なピアノの才能を持ちながらも、幼い頃にコンクールで起きた事件がトラウマとなり、表舞台に立つことができなくなっていた。ピアニストを夢見るも、叶える術を知らないユィシアン。そんな彼をいつも近くで見守ってきた母は、心配な気持ちを抑え、彼が将来音楽を仕事にして自立できるようにと、台北の音楽大学に通わせることにする。家族と離れた都会での暮らしや、健常者であるクラスメイトとの間にはだかる壁は、彼に大きな戸惑いを感じさせ、不安な毎日が過ぎていく。ところがそんな彼の生活は、ダンサーを夢見る少女、彼の音楽と人柄に惹かれて集まった仲間との出会いによって光に満ち溢れた世界へと変わってゆく―厳しい現実の中でも夢を追い続ける彼女にもらった勇気と、垣根のない仲間たちの友情に支えられ、ユィシアンは、夢に向かって飛翔していく―

 

提供:ウォン・カーウァイ  監督:チャン・ロンジー  音楽:ウェン・ツーチエ、ホアン・ユィシアン

出演:ホアン・ユィシアン、サンドリーナ・ピンナ、リー・リエ、ファンイー・シュウ

2012/台湾・香港・中国/110/中国語/カラー/シネマスコープ/ドルビーSRD  原題:逆光飛翔(英題:TOUCH OF THE LIGHT)

提供:クロックワークス、ショウゲート  配給:クロックワークス  公式HP:hikari-fureru.jp

2月8日(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿他全国ロードショー

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