アジアエンタメ LIFE
「artists and audiences all across asia」をコンセプトに、夏休みの渋谷を舞台に、街・カルチャーを10日間にわたって昨年開催されたエンタテインメント・タウンフェス"musicweek" 。そして東京・大阪の2大スタジアムで日替わりのヘッドライナーが集結、 豪華競演が実現した"stadium fes."を8月に開催し、50万人以上の方に生まれ変わったa-nation が、今年も３日から開幕した。
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4日(日)、国立代々木競技場第一体育館で「a-nation island ヒートアイランドカーニバル2013」が行われた。オープニングアクトは、KorryとSilent Siren。ＭＣはＭＴＶでお馴染みのＢＯＯとお笑いコンビ火災報知器の小林知之。
ヒートアイランドカーニバルは、ＴＲＦのＤＪ ＫＯＯが登場しＴＲＦのメドレー、そしてトップバッターは宮城県仙台が生んだ仙台貨物。ヴォーカル・千葉がスカート姿で登場し、１曲目はコラボで「BOY MEETS BOY」。仙台貨物の赤いつなぎ姿で登場したメンバーもオニギリの被り物、ダンサーは海パン姿で、トークもコミカルで明るく笑いを誘い、そして歌も演奏も本格派の仙台貨物。オープニングと同時に会場はオールスタンディングとなり、歓声と拍手そして一緒に踊るオーディエンス。初のベストアルバム『スケベスト』をリリースし、現在ツアー中の仙台貨物は、９月７日に国立代々木競技場第二体育館でライブを行う予定だ。
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須藤元気率いるダンス・パフォーマンスユニットWORLD ORDER。指先から足のつま先まで繊細な動きのパフォーマンスに、誰もがWORLD ORDERのダンスパフォーマンスに釘付けになった瞬間だった。トークでは「ファンじゃなくても1度は観たいと言われるようになったWORLD ORDERです」 と自己紹介すると、会場からは拍手と歓声があがった。また、ライブ前に辛ラーメンを食べて「僕のストマックはヒートアイランド」とギャグで笑いを誘う場面もあった。
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ヴォーカルユニットＢＲＥＡＴＨＥは、夏の海を思わせるハーモニーと歌声で、熱気のヒートアイランドに海風を漂わせ魅了した。
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バンドを引き連れて登場したMs.OOJA 。「Movin'」では、Ms.OOJAが振り付けを教え、会場が一つになった瞬間。冒頭アカペラで「Be・・・」を披露し、誰もが酔いしれた。そして「Ｉ ＷＩＬＬ」では女性の心情と恋愛感を歌というメッセージでオーディエンスへ届けた。
熱気のヒートアイランドにふさわしくオレンジの衣装で、ダンサーを引き連れて登場したlecca。学生時代応援団だったleccaは、３０代でa-nation初出演するとは思っていなかったことを暴露し、トークでは「可能性は生まれや才能ではなく・・・自分の人生を作るのは“意思” 」と熱く語った。leccaのライブでは欠かせない「ちから」では、オーディエンス全員が左右にステップを踏み、会場がさらにヒートアップし盛り上げた。
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Ｒ＆Ｂ・ソウルシンガーの清水翔太はサングラスにキャップ姿で登場すると、会場からは黄色い歓声と拍手の渦となった。HYのカバー曲「366日」では、清水翔太のシルキーヴォイスに誰もが聴き入り魅了した。時折「翔太！」と会場のファンからの黄色い声援に照れ笑いする場面も。「君が好き」ではサングラスを外し、客席に向けて指をさし”君が好き”という演出に、誰もが酔いしれた瞬間だった。そして、「女子率高め、女子力高め？」と会場に向けて笑いを誘い、女の子への応援歌でもある新曲の「WOMAN DON'T CRY」を披露した。
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ヒートアイランドカーニバルのトリを飾ったのは韓国のグループ”BIGBANG ”から、日本ソロデビューを果たしたD-LITE。 D-LITEが登場する前から会場はD-LITEコールと黄色いペンライトで埋め尽くされた。そしてD-LITEが登場すると会場は割れんばかりの黄色い歓声でボルテージが加熱しマックスに。発売されたばかりの上述シングル「I LOVE YOU」を披露した際には、心に響くD-LITEのエモーショナルな歌声に多くのファンが感涙する姿も。ライブ中のMCでは「昨年はBIGBANG 5人でa-nationに出演させてもらいましたが、今年は僕一人でこんな素敵なイベントに出演することができました。これもソロ活動を支えてくださるファンの皆さんの応援のおかげだと思います。いつもありがとうございます！」と感謝の意を述べた。温かく包み込むように、時に切なく、時にソウルフルに、多彩な魅力を持つボーカルワークでファンの感情を揺さぶり続けた。「歌うたいのバラッド」「陽のあたる坂道」「WINGS」「じょいふる」など2月発売のアルバム「D’scover」(ディスカバー)収録曲を中心に、全7曲をパフォーマンスした。
