宮本亜門×窪塚洋介の初タッグが実現!パルコ・プロデュース 『ISAMU』

3年の創作期間を経て宮本亜門が創り出すイサムの世界

窪塚洋介が芸術家イサム・ノグチに挑む!

「イサム」をめぐる女性に美波とジュリー・ドレフュス

20世紀の訪れとともにこの世に生を受け、二つの戦争と時代の変貌の中を生きた彫刻家イサム・ノグチ。日本人の父とアメリカ人の母のもとに生まれ、二つの国の狭間で葛藤しながら生き、「創る」あるいは「創り続ける」ことによって自分自身の存在意義を見出した一人の男。なぜ彼は創り続けたのでしょうか?「イサム・ノグチ」を舞台化するにあたり、その創作は2011年から始まりました。様々なアプローチで「イサム・ノグチ」をどう描けばよいのか試行錯誤を繰り返し、3年の期間を経て、いよいよ今年の8月に本公演で結実します。

 

 ≪イサム・ノグチ プロフィール≫

1904年、英文学者で詩人の野口米治郎と作家レオニー・ギルモアとの間に生まれ、少年期は日本で育つ。渡米した後、彫刻家を志しアジア・ヨーロッパを旅して見聞を広めた。戦後は日本でも陶器作品や、和紙を使った「あかり」のデザインなどを行う。また、北大路魯山人、岡本太郎など当時の前衛芸術家たちと交流して刺激を与えあう。代表作には、慶應義塾大学「新万来舎」(1950)、広島の平和大橋(1952)、大阪万博の噴水(1970)、高松空港「タイム・アンド・スペース」(1989)、札幌モエレ沼公園(2005)など。

 

原案・演出を担当するのは、2010年にKAAT神奈川芸術劇場の芸術監督に就任し、2013年だけでも舞台「耳なし芳一」、ミュージカル「スウィーニー・トッド」、市川海老蔵自主公演「ABKAI」、欧州オペラ「魔笛」など話題作を手掛ける宮本亜門。注目のキャストは、波乱万丈の人生を歩んだイサム・ノグチに、映画「GO」「ピンポン」を始め個性的な演技で注目の窪塚洋介。イサムをめぐる3人の女性には、蜷川幸雄演出舞台「エレンディラ」で体当たりの演技を見せた美波、モデル・タレント・女優として国際的に活躍しているジュリー・ドレフュスなど実力派が揃いました。

 

パルコ劇場40周年記念 パルコ・プロデュース公演「ISAMU20世紀を生きた芸術家 イサム・ノグチをめぐる3つの物語

 

【原案・演出】宮本亜門    【脚本】鈴木哲也、宮本亜門

【出演】窪塚洋介、美波、ジュリー・ドレフュス、大森博史、犬飼若博、神農直隆、植田真介、天正彩 ほか 

【神奈川公演】2013815()818() KAAT 神奈川芸術劇場 ホール

【東京公演】2013821()827() パルコ劇場 

【高松公演】2013830() サンポートホール高松 大ホール

3つのストーリー≫

幼少期のイサム:レオニー・ギルモアとイサム

1910年代。第一次世界大戦最中。イサムの原風景となった子供時代の記憶の断片を、幻想的なイメージで描く。

そして日本へ:山口淑子とイサム

1950年代前半。第二次世界大戦後の復興中の日本。芸術家としての成功、結婚を経て新たな芸術へ邁進していく姿を描く。

レッドキューブ:一人の日本人女性とイサム

現代。9.11以降のニューヨーク。ひとりの日本人女性を中心に、時空を超えて影響を与えるイサムの精神を描く。


影響し、響き合い、変化するイサム・ノグチの物語にご期待。

 

窪塚洋介(イサム・ノグチ役) コメント

『昔から気になっていたイサム・ノグチの役を、舞台で、しかも蜷川さん以外の演出家とやることになるとは思わなかったけど、フルに楽しみたい』

 

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