石丸博也が人生初の映画舞台挨拶に登場!『ライジング・ドラゴン』初日舞台挨拶

ジャッキー・チェンが自ら体を張ったリアル・スタントから退くことを表明し、中国でジャッキー史上歴代No.1のメガヒットを記録した最後のアクション超大作『ライジング・ドラゴン』。
本作は字幕版・吹替版の同時公開。ジャッキー・チェンの声を担当するのは、30年以上に渡りジャッキーのレギュラー声優を務めてきた、おなじみ石丸博也氏。石丸氏はほとんど人前に出ないことで有名な超大御所声優です。しかし、本作が“ジャッキー・チェン、最後のアクション超大作”ということで、長年の盟友の作品のためにと、石丸氏が初日舞台あいさつに登壇いたしました。そのほか漫画家で石丸氏とも親交が深い、日本の吹替研究の第一人者とり・みき、キュートなヒロイン キャサリンを演じられた魏涼子、ボニー役の本多真梨子、ケイティ役の堀川千華を迎えて、初日舞台挨拶を実施した。

 

『ライジング・ドラゴン』初日舞台挨拶 
登壇者:石丸博也(JC役)、魏涼子(キャサリン役)、本多真梨子(ボニー役)、堀川千華(ケイティ役)スペシャルゲスト:とり・みき(漫画家、「とり・みき映画吹替王」著者)

会場は老若男女問わず多くのジャッキー・チェンファンが集まり、熱気ムンムンで石丸の登場を今か今かと待ち構えていました。石丸が登場すると会場からは大きな歓声がわき、石丸も「イエーイ!」とジャッキーの声で応えました。キャサリン役の魏、ボニー役の本多、ケイティ役の堀川、漫画家のとり・みきもいっしょに映画『ライジング・ドラゴン』の見どころ、ジャッキーの思い出、アフレコ秘話などを語り合い、終始大盛り上がりのイベントとなった。

 


【トーク内容】

 
MC
:皆様、一言ずつご挨拶をお願いします。

石丸:イエーイ!この劇場に足を運んでくれてうれしいぜ!サンキュー!謝謝!早く見たいだろう?空から、地上から、ジャッキーアクション満載!これは引退すると思ったよ!(客席からのイヤー!との叫び声に応えて)いやいや、きっとまた作るって。以上、ジャッキー・石丸・チェンでした。

とり:場違いな感じで申し訳ありません。吹替えについてのコラムなどを書かせていただいている関係で、呼んでいただきました(笑)。隣りで石丸さんの声が聞けてテンションあがっています!

:普段はチャン・ツィイーなど強い女性の声を演じているのですが、今回はお嬢さん役でした。いつもはっちゃけているので、今回もはっちゃけたお嬢様になりました。楽しんでくださいね!

本多:こんな大きな会場で舞台あいさつができてうれしいです!

堀川:いつもはアニメの仕事ばかりで、吹き替えは初挑戦でした!小さい子どもの役が多かったのですが、それを忘れて今回は闘う女性を演じました!

 

MC:今回が、初めての舞台挨拶と伺っておりますが…

石丸:あがりっぱなしだよ~。アテレコやってたほうが楽(笑)。顔は出さないほうがいいよ~。もう2度と来たくないね(笑)。歳も歳だしね(笑)。(客席からはエー!と残念な声)

MC
:石丸さんのジャッキーといえば、日本の洋画吹替の歴史において、ひとつの金字塔だと思うのですが、とりさん、いかがですか。

とり:最近、外国人の吹替えは劇場版とテレビ版で変わることも多々あります。昔は、「この俳優にはこの声優」と決まっていたのですが。その長い間にジャッキーと石丸さんの組み合わせが変わらなかったのはすごいことです。現場やお客さんにも支持されたということなんでしょう。ジャッキー本人からのお墨付きもありますしね!

:ジャッキー映画で石丸さんとは何回かご一緒させていただいているのですが、石丸さん、スタジオにタオルを肩にかけてジャージで来たりするんですよ。でも、マイクの前に立つと完全にジャッキーの声なんですよね。

 

MC:立ち回りのアフレコは大変だと思いますが…

石丸:立ち回りは、自分でも動きながらやらないと、ちゃんと伝わらないんだよね。(ここで、立ち回りをしながら叫び声を出すシーンのアフレコを再現)実は『ライジング・ドラゴン』では、立ち回りのシーンだけは一発で収録するとのことでリハーサルなしのぶっつけ本番。セリフも間に入るから大変だったよ。まあ、立ち回りの流れを頭に入れておけば、台本も見なくても大丈夫!(笑)

とり:ジャッキーアクションの間合いを体で覚えている石丸さんだからこそのコメントですね~。

MC
:石丸さんはジャッキーとお会いする機会が多かったと思いますが、何かエピソードなどございますでしょうか。

石丸3,4回会ったよ。立ち回りがすごいから「頼むからアクションシーンを短くしてくれない?」ってジャッキーに聞いたの。本人はニコっとしてたけど短くなったことはないね(笑)。

 

MC:皆さん、石丸さんの声で長年ジャッキー映画に親しまれてきたと思いますが、いちばん好きな作品はなんですか。

とり:ひとつに絞れないんですね。セリフの掛け合いがおもしろい作品が吹替え版の楽しさですよね。

:ジャッキーがハリウッドに進出した作品ですね。同じアジア人として凄いなと思います。

本多:実は、この作品ではじめてジャッキー映画をきちんと見たんです。なんでもっと前から見てなかったんだろうって思いました。見たあと、体が軽くなったような気がします!

堀川:私は『酔拳2』ですね。子どものころからジャッキーファンだったんです!

石丸:作品を聞かれると困るんだよね。立ち回りが多すぎて、どれがどうだかわからない(笑)。

 

MC:最後にお客さんへ石丸さんより一言お願いします。

石丸:観たあとは腰抜かすぐらい、おもしろいよ!(ジャッキーの声で)サンキュー!ありがとう!謝謝!
体に気をつけて元気でいろよ、また会おうぜ!オレも頑張るからみんなも頑張ってくれー!

 

『ライジング・ドラゴン』

19世紀、イギリス軍、フランス軍の中国侵攻により、清王朝時代の国宝が持ち出された。それは十二支の動物にまつわる秘宝。全12体のうち、現在行方不明の数体を求め、アンティークディーラーのマックス・プロフィット社は、世界を股にかけるトレジャー・ハンターJC

 (ジャッキー・チェン)を雇う。JCが結成した特殊チームは、パリ、南太平洋、中国など、世界各国を駆け巡るが、行く先々に彼らを阻む強敵が現れる。さらに、秘宝の裏には思いもよらない陰謀が隠されているのであった・・・。

原題:CHINESE ZODIAC(十二生肖)
監督・製作・脚本・主演:ジャッキー・チェン
出演:ジャッキー・チェン、クォン・サンウ、ジャン・ランシン、ヤオ・シントン、
リアオ・ファン、ローラ・ワイスベッカー、オリバー・プラット

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公式HPrd12.jp

 

4/13(土)全国ロードショー

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