韓国映画『王になった男』記者会見に、イ・ビョンホンが登壇

29日(火)、都内で韓国映画『王になった男』の記者会見が行われ、主演のイ・ビョンホンが登壇した。

 

2月16日に公開されるイ・ビョンホン主演の映画『王になった男』は、韓国で歴代トップ3の興行成績をあげる大ヒットとなり、時代劇としてはナンバー1となった。イ・ビョンホンは初の時代劇に挑戦して、王と影武者の一人二役を演じ、高い評価を得ている。

 

イ・ビョンホン:「来日するのも久しぶりで、映画の作品で記者のみなさまの前で、記者会見するのはとても久しぶりで、非常にうれしくて胸がときめいています」と挨拶した。

 

「時代劇も初めてで、王の役を演じるのも初めてのことでした。とにかくこの作品の物語がよく、素晴らしく、楽しい作品だと思えたので、出演を決めました」と、出演を決めた経緯を語り、作品の人気の理由について聞かれると「イ・ビョンホンが出演しているからではないでしょうか(笑)」と笑いを誘い「冗談です」と日本語で応える場面も。「この作品は、歴史的な事実を基盤にしているものなのですが、実際の王の日記を見ると、映画で描かれている15日間は空白になっているのです。そこからヒントを得て、それをモチーフにして、空白の15日間にこういうことが起きたらどうだろうか・・・というフィクションを加味して作られました。そこに関心を持っていただいたと思います」と、作品について語った。「日本の方々に見てほしいところは・・・”もしも自分が王様だったらどうだったろうか”を考えながら見ると楽しんでいただけると思う。国の文化や習慣などを知らなくても、楽しんでいただけると思う」と見どころについて語った。

 

また俳優の心構えについては「俳優という職業は、何かを練習したり、何かを勉強したりして深みをだせるものではないと思う。俳優は人生を語り、人生を自分の体をもって演技をして見せるからです。本を読んだり自分を磨いたり・・・そういうことで仕事ができるとは思っていません。後輩には”分別を持ってはいけない”と・・・奇抜なアイディアが必要で創意工夫が必要で、いろんな想像の芽を切ってしまうことになると思う。子供が成長していくなかで、親が子供に対して一番いう小言とは”もっと大人になれ、分別を持て”ということ。私は後輩には、その反対のことをいっているわけです。年がいくつになっても、少年としての気持ちを持っていたほうがいいと思う。いい考えも浮かび、いいアイディアも浮かんで、表現することもできると思います。(自分の弱みについては)たくさんありすぎるので、これだということは言えないが、周りの人には忠告をしつつ、自分ではそれが実践できないということが弱みでしょうか」と苦笑いする場面も。

 

「王になった男」

監督:チュ・チャンミン (『麻婆島(マバド)』『拝啓、愛しています』) 

脚本: ファン・ジョユン(『オールド・ボーイ』)

キャスト:イ・ビョンホン/リュ・スンリョン/ハン・ヒョジュ/キム・イングォン/シム・ウンギョン

配給:CJ Entertainment Japan  製作:リアルライズピクチャーズ  2012年/韓国/131

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2月16日(土)より新宿バルト9、丸の内ルーブルほか全国ロードショー!

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