マルハンPRESENTS「アクションドローイング HERO(ヒーロー)」初日開幕に国生さゆりが登場

26日(土)、東京・六本木ブルーシアターにて、マルハンPRESENTS『アクションドローイングHERO(ヒーロー)』の初日公演を迎え、会場にはタレントの国生さゆりが観賞し、上演後取材に応じた。

 

アクションドローイング HERO(ヒーロー)は、4人のパフォーマー達がダンスやコントを織り交ぜながら、最先端の映像技術と様々な美術技法を駆使して絵を描くアートパフォーマンス。本作は2010年に韓国ソウルで誕生するやいなや、その斬新なアートパフォーマンスが話題を呼び、アメリカ、中国、香港、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシアなどの世界各地で大絶賛されるなど、今では韓国を代表する公演の一つとなっている。昨年4月には日本にも来日し、池袋・サンシャイン劇場でのトライアル公演で大絶賛され、遂に六本木ブルーシアターでの本格的な日本公演が実現となった。

 

言葉のようで言葉でない。HERO語とアクションだけで観客を巻き込むノンバーバルステージ。基本的に意味のある言葉を発さない彼ら。それでも観客には、彼らのアクトによって何を要求し、何を見せようとしているのかのほとんどを理解できるようになっている。とはいえ完全には理解しきれないだけに、客席に乗り込んだ彼らと観客との間には微妙なズレが起こる。彼らの目に留まってステージに上がらされ、パフォーマンスを要求された観客が見せる十人十色の反応。初日では観賞していたタレントの国生さゆりがステージに上がり、彼らと一緒に遊び、踊り、絵を描くというサプライズも。


また、パフォーマー達のコントのようなやりとりに、大人も子供もお腹をかかえて笑い観賞している家族連れの姿も多かった。BGMのリズムに合わせていたずら書きでも始まったかと思えば、最後には水墨画の世界に映像が重なり作品が完成する。緊張と緩和のバランスを絶妙に保ちながら、観客の予想をいい意味で裏切る作品の完成度の高さも、とても魅力的だ。


コンテンポラリーアート”と聞けば、難解な難しいイメージを持つ人が多いが、何も考えずまずは観て欲しい。難解なイメージさえ笑い飛ばし、感動を与えてくれるのが「アクションドローイング HERO(ヒーロー)」だ。完成された作品を見せて感動させるだけでなく、その制作工程を魅力的に見せることで、観客の心を大きく動かしてしまう。約80分のステージ全体がアートの世界は驚きと笑いの連続。

 


アクションペインティングでは、4つのキャンパスに絵を描き、パネルを合わせると一つの作品に完成させる。バラバラに描いたはずの4つの絵には、驚きの仕掛けが隠されている。また、バトル・ドローイングでは、ダイナミックなタッチで描いていくドローイングパフォーマンスには、息を呑んでしまう。ステージ上には、中国史に残る三国志(劉備。換羽・張飛)の3人のヒーローが描かれた。

 


最後にはフォトタイムがあり、パフォーマーとの記念写真が会場で撮れるというサプライズプレゼント。ステージから降りて、観客の傍に来て子供達と記念写真という・・・。パフォーマーは最後まで、観客を楽しませてくれた。

 

 

<囲み取材>

国生:「(ドローイングショーを観て)絵で人と人がつながるものなんだなと思いました。絵が描きたくなりました。いろんなアートをからだを使ってやっていて、コメディもあり・・・いろんな要素の絵を描くとは思っていませんでした。お客様へのサービス精神が凄くて・・・お客様参加型なので・・・(ステージ上に上がらされたことについては)何も知らされてなかったので、どうしようと思いましたが楽しくできました。(会場には)子供が多かったのですが、凄く笑っていたので・・・大人から子供まで楽しめるなと・・・。舞台構成も素晴らしかった。興味をそそられました。刺激されました。観ていると脳でいろんなことを考えるので、活性化されますよね。想像力が豊かになるショウだと思います」と、観賞の感想を語った。

 

また、日本での公演について「韓国では2,3年公演をしてきたのですけれど、日本で1ヶ月という公演をするのは初めてなので、ドキドキしていましたし、観客の方々が楽しんでいただいたので、本当によかったと思います。日本の観客の方は、少し消極的かと控えめな方が多いのではないかと思いましたが、みなさん応えていただきましたし、思った以上にみなさん応援してくださってよかったです」と、来日キャストは、初日の上演の感想を語った。「公演は楽しい要素も不思議な要素も含まれています。正直に反応していただいて、私達の呼吸に合わせていただければ、凄く楽しんでいただけると思います」と、公演の楽しみ方についてPRした。

 

昨年、バレンタインデーに入籍し、今年のバレンタインデーについて聞かれると「バレンタインで何か考えている予定はある?と(ご主人に)聞いてみたのですけれど、”それは内緒”と言われました(笑)何か考えているようです」と照れ笑い。「夫婦っていろんな形がありますけれど、私達らしい形になりつつあるなと思いました。とてもいい家族です・・・旦那さんです」と、一年経った感想を語った。「お互いがお互いを考えて、今まで通りに生活していけたらと思います。笑ったり、泣いたり喧嘩したりするでしょうけれど・・・夫婦の絆を深めていくことだと思うので、お互いの気持ちを考えて・・・まだ生まれたての夫婦ですけれども、(仲良く)やっていきたいと思います。(子作りについては)頑張っていますよ(笑)」と、のろけて見せる場面も。

 

最後に「家族、恋人、友達同志で楽しめる素敵なショウです。あまり考えないで、劇場に足を運んでいただけたら、感動のまま、笑顔になって暖かい気持ちになって帰れるショウなので、是非みなさん、大切な人と観に来てください」とPRした。

 

マルハン「アクションドローイング HERO(ヒーロー)」

出演:チャップリンチーム

    (キム・フンナン、キム・ヨンギュン、クォン・ウラム、ホン・ボラム)

 

日程:2013年1月26日(土)~2月24日(日)

会場:六本木ブルーシアター

 

料金:一般7,200円 学生5,000円 お子様料金3,500円(3歳~12歳)

(全席指定・税込)※学生料金が学生証のご提示をお願いいたします。2歳以上3歳未満のお子様は膝上観劇無料、ただし席が必要な場合は有料です。

 

チケット発売窓口

ブルーシアターチケット 03-5414-3255

チケットぴあ        http://pia.jp/a/actiondrawing/ (PC/携帯共通)

ローソンチケット     

                0570-000-407 (オペレーター対応)

               0570-084-003(Lコード:33331

イープラス         http://eplus.jp/hero-bluetheater

 

お問い合わせ  六本木ブルーシアター  03-5414-3255

 

公式サイト http://hero2013.jp/

 

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