「第38回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」 大竹しのぶ 24時間完走

24時間生放送のエンディングまで残すところあと1時間となった25日(火)午前11時を過ぎると、「ミュージックソン」メインパーソナリティの大竹しのぶと、アシスタントを務めたニッポン放送の垣花正アナウンサーがニッポン放送の地下2階にあるイマジンスタジオに登場した。そこには、筑波大学附属視覚特別支援学校の小学1年生から小学6年生の生徒21人が待っていた。大竹しのぶは12月20日(木)に同校を訪問、「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」放送を前に生徒たちと交流していた。

 

ここで、筑波大学附属視覚特別支援学校の卒業生で、ロンドンパラリンピック女子競泳100m背泳ぎ金メダリストの秋山里奈選手が、点字も刻まれているという金メダルを首に下げてサプライズ登場。秋山選手は生徒たちに金メダルを触ってもらい、「今回募金に協力して頂いた皆さま、本当に本当にありがとうございます。私たち視覚障害者が安心して安全に街を歩けるように皆さんの募金を生かして頂きたいと思います。今後もまだまだ募金を受け付けておりますので、ぜひ私たちのために温かいお気持ちをよろしくお願いします。」と、「ミュージックソン」に協力して頂いた方々へ感謝のメッセージを語った。

続いて、『MIDORI~繋がる輪~』(作詩・作曲:菊本るり子)の詩を大竹しのぶが朗読、さらに生徒たちが「ミュージックソン」への多くの方々からの協力に感謝の意を込めて同曲を力いっぱい合唱した。

 

生徒たちの歌声に秋山選手は「みんなきれいな声で元気いっぱい歌ってくれて、私もすごく元気をもらいました。」と感激。大竹しのぶは「みんな、パラリンピックの金メダリストに元気をあげたんだよ!本当にありがとう!」と生徒たちにエールを送った。

そして正午直前、24時間を完走した大竹しのぶは「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」のエンディングで、「募金をしてくれた皆さん、本当にありがとうございました。24時間の生放送中に、リスナーの方とお電話でお話すると、皆さんから『(パーソナリティ)頑張って、ありがとう』って励ましてもらいました。

私たちがありがとうって言わないといけないのに・・・。テレビとは違う、ラジオということで、皆さんからの温かい声が直接伝わってきて、心をこめてこの「ミュージックソン」という番組をつくれた事は私にとって大切な体験になりました。日本人って、私たちって、本当にやさしいんだ!って事を教えてもらいました。この番組がこれからも続いて、つながって、子供たちの未来の役に立てばと

思います。」と、胸いっぱいの感動とともに語った。

 

(秋山里奈選手,大竹しのぶ,垣花正アナ)

 

ニッポン放送第38回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』

第38回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』の募金受付は、銀行振り込み、現金書留、協力商店街の募金箱などで、来年2013年1月31日(木)まで実施。その他の詳しい募金方法はニッポン放送のホームページ(1242.com)でもご案内している。

 

~番組終了25日(火)正午時点 募金総額5194万8859円~

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