オスカー最有力、ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作「ザ・マスター」公開初日決定!

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』から5年、ポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作『ザ・マスター』の日本での公開日が2013年3月22日に決定いたしました!第69回ヴェネチア映画祭にて最大の話題作となった『ザ・マスター』。本作は銀獅子賞・優秀男優賞(ホアキン・フェニックス&フィリップ・シーモア・ホフマンW受賞)・国際批評家連盟賞という3冠を達成。ハリウッドでは、早くも来年のアカデミー賞大本命ともいわれております。第2次世界大戦後の混沌としたアメリカを舞台に、人生の目的を失い、やがて信仰にすがりつく元兵士が主人公として描かれており、人間をあらがえない力で服従させる教祖”マスター”とその妻も絡みあい、人間の深層心理をえぐり出す、刺激的で芳醇なドラマがついに日本公開!また、米・国際プレスアカデミー(International Press Academy)が主催する第17回サテライト賞候補が発表され、本作は7部門ノミネートを果たし、賞レースへ向けてのエンジンがかかりました!

 

速報:サテライト賞のノミネート★

7部門ノミネート!:主演男優、助演男優、助演女優、脚本賞、音楽賞、撮影賞、美術賞

 

 

重厚かつ、無駄がそぎ落とされた演出、3人の役者の凄まじい演技力

主人公のフレディを演じたホアキン・フェニックスはオスカー候補、ドッドを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンは『カポーティ』でオスカーを手にした経験を持つ演技派。そして、ドッドの妻ペギーを演じたエイミー・アダムスもまたアカデミー賞候補の常連!また、初期作品から批評家筋をだまらせる根っからの映画作家ポール・トーマス・アンダーソン監督は、本作をもってカンヌ、ヴェネチア、ベルリンの世界三大映画祭の監督賞に輝くという偉業を成し遂げた。

 

STORY

物語は第二次世界大戦末期から始まる。海軍での海外赴任から戻った帰還兵のフレディ・クエルは、デパートでのカメラマンとして一般生活に戻っていたが、戦地でハマったアルコール依存を断ち切れず、職場で問題を起こしてしまう。その後も普通の生活に適応できず、放浪生活をしていた彼は、あてのない旅に出た彼は、密航した船で「ザ・コーズ」という教団に遭遇し、その船の主であり、指導者であるランカスター・ドッドに迎えられる。そこからフレディの人生は180度変わる。ドッドはあるメソッドで悩める人々の心を解放し、カリスマ的な人気を得ていた指導者だった。フレディは次第にその右腕として地位を得ていくが、その陰にはドッドの妻が潜んでいた―。そして3人の関係は変化を遂げ、教団をも変えていくのだった。

 

「ザ・マスター」

 

監督・脚本・プロデュ-サー:ポール・トーマス・アンダーソン(『マグノリア』『パンチドランク・ラブ』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』)

キャスト:ホアキン・フェニックス(『グラディエーター』)、フィリップ・シーモア・ホフマン(『マグノリア』)、エイミー・アダムス(『魔法にかけられて』)

配給:ファントム・フィルム

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3月22日(金)TOHOシネマズ シャンテ、新宿バルト9ほか全国ロードショー

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