大東駿介（馬場茂樹）

「今回、僕は一日で収録させてもらったのですけれど、ゲームの声をしているというよりも、お芝居をしているつもりで演じました。長いパートでしたが、途中でエネルギーが上がってきて休憩せずに”このままいかせてください”といって演じていたら、最後に酸欠になってしまいました（笑）。（仕上がった作品を見て）完成度が高くてびっくりしました。（名越監督の印象を聞かれると）僕は今日初めてお会いしたのですけれど・・・多分、先日新幹線を降りて、タクシー乗り場でお会いしたと思うのです（爆笑）後で聞いてみます。（五大都市についてきかれると）大阪出身の大東は「ゲームの中で大阪を歩けるんだと思うと凄く楽しみです」と語った。

徳重聡（堂島大吾）

『龍が如く２』から出演していることについて「最初は等身大の僕よりも若い感じで、やんちゃな感じでした。段々と人間の厚みが増してきて、今回いよいよ組織東城会をまとめる人間の厚みが出てきたなと・・・本人の僕は越されたなという感じがしています。どんどん渋みが増して、非常に頼もしいなと客観的に見ています」と、今作品について語った。監督の印象については「黒いな！と思いました（笑）」五大都市についてきかれると「福岡･名古屋･札幌が今回楽しみです」と語った。

哀川翔(高杉浩一)

「ゲームの収録といっても、実写に近いような映像でした。自分がそこに入り込めるか、等身大で参加できるかということを考えて参加しました。出来上がった（ゲームを）じっくりやってみたいなと思います。高杉がどのように暴れまくっているのかを」そして、ゲームを始めたら引き篭もるのでは？という問いに「朝はやい時間に、ちょっとずつやってみたい（笑）」と、監督については「作品に対する思い入れは、人一倍あると思いました」そして、五大都市についてきかれると真剣な眼差しで「限定するのは難しいな」と語った。

奥田瑛二（府警の刑事）

「まだ（出来上がったものを）ちょっとしか見ていないので・・・ゲームに嵌りそうなので・・。昔、PlayStation１を女房から誕生日にプレゼントされたのですが、あまりに夢中になりすぎて仕事に遅刻したことが多々あったので、女房の目の前でゴミ箱に捨てたということがありましてPlayStationを持っていません（爆笑）新たに購入してやってみたいな・・・もう一人の自分を見るのも違う世界ですので楽しみです」と、笑いを沸かせる場面も。そして、「バーチャルの中に一卵性双生児がいるような感じで、超客観的に見れて感動した」と仕上がった作品の感想を語った。監督については「風貌が風貌ですから・・・信用できるのか信用できないのか・・・それを探りました（笑）」、五大都市についてきかれると「役は大阪府警なので、大阪を歩いてみたいです。出身が愛知なので、名古屋がどのように扱われているかを体験してみたい。これから『龍が如く５』の旅路が始まるので、まずは帰りにPlayStation３を買って帰ろうかなと思います（爆笑）」と語った。

（ＳＴＯＲＹ）

２０１０年、東城会と上野誠和会の抗争事件は警察上層部の陰謀を暴く意外な形で終結した。

東城会六代目会長・堂島大吾はこの一連の事件の後、東城会の若返りを推進し、最大の懸念であった近江連合と五分の盃を交わすことで、盤石な体制を築きつつあった。しかし、時は流れ2012年12月、七代目近江連合会長の危篤の凶報が届く。近江七代目の死は東城会と近江連合との均衡が破られ、「東西全面戦争」への発展を意味する。急遽、組織の強化を迫られた東城会は、北海道・名古屋・福岡各都市の組織と手を組むという禁断の決断を下すが、全国の極道組織を巻き込んだ一大戦争計画は「一人の男の死」をきっかけに、始まろうとしていた。東城会という大きな山が動くことで、方々に散った「眠れる男」たちは、自らの信念、そして一人の少女の「夢」のために、再び戦いの渦へと飛び込んでいく。