W・シェイクスピア『夏の夜の夢』を日本人の日本人のための物語にスペシャルカスタマイズ！文明開化の日本人と妖怪たちが織りなす「日本の夜明け前の夢」

「少年隊」植草克秀が日本初総理大臣の伊藤博文に扮し、“ホーム”青山劇場で華麗に歌い、舞い踊る！！「カッちゃんのダンスが本作で復活！刮目せよっっ！！！！

デビューの翌年1986年夏に青山劇場で初演され、その後23年間上演し続けた少年隊主演ミュージカル『PLAYZONE』。今回の舞台では、その『PLAYZONE』ぶりに植草克秀が“ホーム”青山劇場に帰ってきます！

「少年隊」と言えば、切れの良い華麗なダンス。本作では、植草克秀こと「カッちゃん」が、なんと歌とダンスを披露します！しかも披露する場所が“ホーム”青山劇場…！植草克秀本人が早くも第2弾・第3弾と続くことを望んでいる本作、これは必見です！！

今回の舞台は、明治時代。鎖国時代から文明開化し、まさに「日本の夜明け」とも言える時代です。本作では、かの有名なウイリアム・シェイクスピアの名作『夏の夜の夢』を日本人の日本人による日本人のための物語に超絶大胆カスタマイズ！！

もともとの『夏の夜の夢』は、アテネ近郊の森に足を踏み入れた貴族や職人、そして森に住む妖精たちによる大騒動を描いた、傑作喜劇。中でも、いたずら好きの妖精・パックによって魔法の惚れ薬を塗られたことにより始まる4人の恋人たちの痴話げんかの場面は有名です。

そんな『夏の夜の夢』を大胆にカスタマイズした本作では、妖精パックは妖怪・座敷わらしに！！そして、座敷わらしによって魔法の惚れ薬を塗られたのは・・・なんと、伊藤博文、井上馨、後藤象二郎、板垣退助など誰もが知る歴史上の偉人達！！

「文明開化」したこの時代の「日本の夜明け」のように、新劇なのか、商業芝居なのか、ミュージカルなのか、小劇場なのか…ジャンルなどに分けることができない、歌あり、芝居あり、コントあり、ライブありの新ジャンルエンターテイメント、それが『ドリームジャンボ宝ぶね』こと『どりじゃん』です！！

出演陣には、「少年隊」の植草克秀、元・宝塚トップスターの紫吹淳、お笑い芸人の鳥居みゆき、元・劇団四季看板女優の久野綾希子、「伝説のブルースマン」の異名を持つ、左とん平等、普段は別のジャンルで活躍するキャスト陣が大集結し、新春にふさわしい、とにかく楽しくて笑える幸せな時間がいっぱい詰まった「宝ぶね」をお届けします！！

演出：板垣恭一　　脚本：穴吹一朗

出演：植草克秀、矢崎広、木ノ本嶺浩、滝口幸広、辻本祐樹、林剛史、鳥居みゆき、長谷川純、

　　　　久野綾希子、紫吹淳、左とん平　他

東京公演 2013年１月６日（日）～１３日（日） 青山劇場

大阪公演 2013年１月２６日（土） 梅田芸術劇場メインホール

【あらすじ】

時は江戸幕府が終わり、年号が「明治」となった頃。社交場である鹿鳴館にかつて勤王の志士と

呼ばれた人達が集っていた。いよいよ日本で初めての「総理大臣」が誕生する日。

その第一候補が長州藩出身の「伊藤博文」その人であったのだが、突然、伊藤は総理大臣になるのを辞退した。総理のイスを狙う大久保利通や、我が藩主のため、と権力を狙う後藤象二郎。

様々な思惑が交差する中、彼らはある事件をきっかけに、とある山に迷い込む。その山では離婚調停中のぬらりひょんと妻の雪女を筆頭に、百鬼夜行の妖怪たちがうじゃうじゃ。

さらに、そこに歌う神様や踊る新撰組までやって来る！！山の中で、大混乱のお祭り騒ぎの夜が始まる！！ウィリアム・シェイクスピアの「 夏の夜の夢」を日本人が日本人のための物語にスペシャルカスタマイズした「日本の夜明け前の夢」。果たして、日本最初の総理大臣のイスは一体誰の手に！？