【１１ 月５日（月） 午前１１時３０分～午後１時放送 「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」】

※この日は、高田文夫 、月曜日 レギュラーの松本明子 、金曜日レギュラーの松村邦洋 、さらにゲストで水道橋博士の４人が出演 。高田文夫 は放送 １時間前の１０時３０分にスタジ オ入り。

番組での復帰第一声 は、

高田 「どうも、藤本義一 です、シャバダバシャバダバァ～、ホントに皆さん、どうもご無沙汰 しまして。（笑）」

松本 「先生 、お帰りなさいませ ！」

高田 「スタジオの中にも表にも、こんなにたくさんの 人に集まって頂いてありがとうございます。これも私の人柄 でしょう（笑）。（本番 が始まる前に）１時間喋り尽くしちゃってノドがか らからだよ。」 と、相変 わらずのキツいシャレでスタートした。

７か月前 の心肺停止、それ以降の闘病生活 については、

高田 「家でＤＶＤを観てた時に倒れて、７～８時間心臓 が止まってた。蘇生 してからも４回止まった。２週間意識 が無くて、それから３カ月・７０日間 、ＩＣＵ集中治療室 に入院ですよ。 ８カ所もメスを入れた。」「（入院している）オレひとりに看護師 さんが３人もついてくれるんだよ、本当に天使 だと思った。」「病院 の屋上 から、レストランに入る人たちを見て『どんだけ 日常が大切 か』を実感 した。」 と倒れたときの 様子や入院生活 をリアルに語った。

一方 で、

高田 「看護師 さんもお医者 さんも付きっきりだったんだけど、退院 するとき看護師 さんのおばちゃんに言われたもん、『ホント、高田 さんはいつ心臓が止まるかわからないから、寝か してくんないんだから、やっぱり女を寝かせないねぇ』だってさ。」 と笑いを誘う報告 も。さらに、 「（最近亡 くなる人が多いのは ）立川談志がちょっかい出してんだよ。俺は談志を三途 の川まで送って行って帰ってきたんだよ、森田芳光 （監督）も居たけどね。まぁまぁ、とりあえず 良かったよ。」 と親しかった友人たちも話題に取り上げた。

そして、

松本「先生 、顔色も良いですよね。」

高田 「タバコも１本ももう吸ってないし。吸いたいとも思わないしね 。前はハンパじゃなかったけどな、チェーン（スモーカー）なんて もんじゃなかったけどな。今回入院して検査 したら、肺が半分使 い物にならなくなってたことも判った。」 と療養時期 を経ての体調や日常生活 の変化 を語った。

また、心配停止の“先輩 ”にあたる松村邦洋 には、

高田 「松ちゃんと俺の“座右の銘”も考えてきたから。『心臓止 めるな、タクシー止めろ』っていう。（笑）」 とお土産 ネタも披露した。 

番組リスナーからはファクスやメールで、「お帰りなさい、番組 は第１回から聴いています」「復帰 おめでとうございます、思わず涙が あふれてきました」「また毒舌 が聴けると思うと昨夜は眠れませんでした」「今日初 めて番組を聴いてみんなが待ってた理由 が判りました」など、多くの メッセージが寄せられ、

高田 「『いつまでもあると思うな、親とカネと高田 のラジオ』、俺のありがたみをわかれよ！」と強がりながらも、高田 「ラジオを聴いている皆さんが待っていてくれるのが張り合いでし た。皆さんがいてくれたから帰ってこれました。」「ファクスやメール を送ってもらって本当 にありがとうございます。全部家に持って帰って読ませてもらいます。こういうのを読むとます ます元気 になるね。」 とリスナーへの感謝 の気持 ちを率直に語った。

松本明子 が「先生 、飛ばしすぎですよ。」と合いの 手を入れると、高田 「あんまり俺に頼るとまた心臓止めるぞ！俺にばっかり無理 させるなよ！」と軽妙 にかわすなど、『ラジオ“リハ ビリ”昼ズ』と言いながらも、高田文夫 ならではのトーク全開の９０分となった。

最後 に高田文夫 は、「年が明けるとこの 番組も２５周年、のんびりとやっていきますよ。面白いおじいちゃんとして、しゃべる大衆文化 として語り継いでいきますよ。」と、復帰後 のま すますの活躍をリスナーに約束 した。

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