台湾映画『ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black&White Episode1』ジャパンプレミアに、ツァイ・ユエシュン監督、マーク・チャオ、DEAN FUJIOKAが登壇!

台湾映画『ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black&White Episode1』のジャパンプレミアが、22日(水)都内で行われ、台湾からは、今もっとも勢いのあるイケメン俳優マーク・チャオ、そして台湾ドラマのヒットメーカー、台湾のスピルバーグことツァイ・ユエシュン監督、アジアを股にかける日本人俳優DEAN FUJIOKAが、迎える日本からは吹き替えを担当した寺脇康文が登壇した。

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台湾映画界の常識を破る、台湾初のアクションエンタテインメント作『ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black&White Episode1』。大都市ハーバー・シティを舞台に、型破りな熱血刑事と人情に篤いお調子者のチンピラがコンビを組んで、巨大な陰謀に立ち向かっていく。そんな手に汗握る展開が繰り広げられる。

マーク・チャオ:「みなさん、こんにちは。マーク・チャオです。宜しくお願いします」と、日本語で挨拶をした。そして、「日本語は以上です(笑)日本で、このようにみなさんとお会いできて、嬉しいです。テレビドラマをご覧になった方達は、この映画を観て、新たなひとつの感動を得るかもしれませんので、楽しんでください。これからも日本に来る機会があれば、いい作品を携えて、みなさんとお会いしたいと思います」と、ジャパンプレミアの感想を語った。

ドラマが映画化されると聞いた時のことをマーク・チャオは「実は、監督とは仲が良いのか・・・クランクイン前に、”映画出演しますか?”と、声をかけていただいたことがなかった。そして、クランクインですよと、成り行きで映画に出演することになりました」と、キャスティング時のエピソードを語った。

 

ノースタントについて聞かれると、マーク「そうです。これも監督と仲が良かったから、そういう展開になったのかもしれません。スタントは必要ですか?と、一度も聞かれたことがありませんでした。これも成り行きでやってしまいました」と、ノーアクションのきっかけを語り、「怪我の連続です。どの場面も大変でした。とにかく現場は大変で、映画のシーンで、僕が3階くらいの高い橋から、下のトラックに着地するのです。この場面だけでも、19テイクしたのです。最後のテイクをしたときに、僕もさすがに我慢できず、監督に言いました。もう足がフラフラしていますので飛べない」と言うと、監督は「”もうこれくらいで疲れたのですか”と聞かれたのです」と、思い出しながらエピソードを語った。

DEAN FUJIOKA「はじめまして・・・お久しぶりですかね・・・日本に『ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black&White Episode1』のプレミアで戻ってこれて、光栄に思えます。みなさん、この映画を楽しんでください」と挨拶をした。

 

台湾、香港、中国、日本のキャストと、グローバルな映画での現場の雰囲気について質問され、FUJIOKAは「楽しかったです。いろんな国の方が集まって、同じ一つのところに向かうために、前向きなコミュニケーションが必要でした。最終的には、素晴らしい映画になったわけです」「日本語で自分の声の吹き替えをしたときに、自分の映像を見て自分のセリフをするという・・・ダビングのときに、日本語の発音に直さなければならず、不思議な感じでしたね」と、吹き替えでのエピソードを語った。

ツァイ・ユエシュン監督:「みなさん、こんにちは」と日本語で挨拶し、「日本語はどうなのでしょうか・・・ここに立って、みなさんに会えて、本当に嬉しく思います。是非、この映画をご覧になって、気に入ってくれると嬉しいです」と、ジャパンプレミアの感想を語った。

テレビドラマを映画化にしようと思ったのかについては、監督「ドラマ化するときには、テレビドラマだけでなく、テレビドラマ2シリーズを撮り、後で映画化にするという企画があったのです。1作目でお金をかけすぎて、2作目を撮ろうとしたときに、予算が難しくなりました。市場での評価が良かったので、前倒しに映画を撮ることになったのです」と、映画化の秘話を語った。

撮影現場での雰囲気については、監督「二人(マークとFUJIOKA)とも真面目な方ですので、マークはインタビューで愚痴るのです。でも現場の彼は違いました。」とコメント。

ダーフー役の吹き替えをした寺脇は、初の吹き替え作になる。「役者から見て“悔しいな”というくらい面白い。全編ジェットコースターのようでいて人間ドラマが根底にあり、笑って泣いて最後は気持ちよくなれる映画です」と絶賛アピールした。そんな寺脇にマークは「台湾では”相棒”は放送しているので、みんなが知っています。本当に重鎮ですよね」と尊敬の意を表わし、寺脇は照れ笑い。

 

台湾エミー賞で5部門を受賞した人気テレビドラマ「ブラック&ホワイト」の劇場版。ドラマ版から3年前にさかのぼり、主人公の熱血刑事インションの新人時代を描く。台湾の大都市ハーバー・シティ。正義感あふれる新米刑事ウー・インションとお調子者のヤクザ、シュー・ダーフーは、謎の武装集団が核攻撃を目論んでいることを知る。巨大な陰謀に巻き込まれてしまった2人はコンビを組み、巨悪犯罪組織に立ち向かう。主演は、ドラマ版に続いてインションを演じるマーク・チャオ(「モンガに散る」)。監督は、あの人気ドラマ「流星花園」も手がけたヒットメーカーのツァイ・ユエシュン。

 

公式オフィシャルサイト http://www.bw-movie.jp/

 

監督:ツァイ・ユエシュン

キャスト:マーク・チャオ、ホアン・ボー、DEAN FUJIOKA、アンジェラベイビー

提供:アミューズソフト

配給:東映

(C)2012 Hero Pictures Corporation Limited. ALL RIGHTS RESERVED.

「ハーバー・クライシス <湾岸危機 >Black & White Episode 1」は、9月8日から全国で公開

 

(取材:野地 理絵)

 

ツァイ・ユエシュン監督の単独インタビューは、後日掲載予定です。

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