サンリオピューロランドの新アトラクション「ＫＩＴＴＹＲＯＢＯＴ」オープン（１２月予定）を記念したイベントが、１２日（日）から表参道ヒルズで開催された。「ＫＩＴＴＹＲＯＢＯＴ」のオープンを記念して開催する、チャリティーイベント「ＫＩＴＴＹＲＯＢＯＴ展～未来へおくるメッセージ～」（８月１２日～１９日開催）の記者発表が行われ、オリジナルコスチュームのデザインを手がけた森泉、misono、高木万平・高木心平がトークショーに出席した。（※クリックで画像拡大）

デザイナーの山口裕子さんが、今までキティちゃんを愛してくれた人達に、サンリオでは初めてのヒーロー、新キャラクターのイチゴマンとダークグレープマンを紹介した。（キティちゃんが変身してイチゴマンになり、イチゴマンと一緒に、悪と戦うダークグレープマン）「東日本大震災から、一年半が経ちましたが、まだまだ東北の子供たちも満足な生活ができていない・・・ということで、今回のチャリティーイベントに、たくさんの方々が参加していただき、キティのデザイナーとして、嬉しい限りです」とコメントした。（イチゴマンとダークグレープマンは、今後サンリオピューロランドのショーに登場する予定。）

「私は、小学校の受験時に、塾など夜中まで勉強して泣いていた。ママが”頑張ったら（近くにサンリオがあったので）キティちゃんを１個買ってあげる”と、それ（キティちゃん）を見て頑張ろうという気持ちになれたのです。だから、小さい時から（キティちゃんは）心の支えになっていました。そして、キティちゃんを揃えていったのが、勲章のようになっていました」とキティちゃんとの思い出を語った。「チャリティイベントに参加させていただけることが、嬉しく思いました。キティちゃんとのコラボに、ワクワクするし楽しみで・・・良いことに使われる（東日本大震災のチャリティー）のでね。しかも、世界で１個しかないキティロボットですからね。私も気になるロボットがあったら、オークションしたいと思います」と、キティロボットの魅力を語った。「これ、家で飼っているオウムで、まさにこの色で・・・キティちゃんが鳥だったらと、羽ばたいて欲しいといく気持ちで」と、ロボット作成秘話を語った。

「昔からキティのグッズを集めて、今もテレビやＤＶＤプレイヤーもキティちゃんなのです。山口裕子先生が、直々にmisonoのキャラクター”ソネミちゃん”を作ってしまおうと、妬み嫉みから”ソネミちゃん”なのです。（爆笑）」とキティちゃんとの思い出について語った。「自分は二面性があるので、キティちゃんも勇気や希望など光の部分を与えてくれているけれど、もう一人のキティちゃんを表わしてみたくて、ちょっとダークなキティちゃんが好きで、悪魔と天使の羽をつけたり・・・天使で強い部分と、誰だって弱い部分や涙したいときあるよね・・・という二面性があるけれど、その二つで自分なんだとという気持ちを表わしました」ロボットの裏側にも顔があるというmisonoならではのデザイン。「キティちゃんは、みんなに愛されているということ。うち（私）とかは、コアな人にしか好かれないので、キティちゃんのように誰にでも好かれる、愛されているのは憧れています」と、キティちゃんの魅力について語った。