台湾映画『ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black&White Episode1』の吹替で、俳優の寺脇康文と中尾明慶が初共演!

10日(火)、都内スタジオで、台湾映画『ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black&White Episode1』の日本語吹替版の公開アフレコが行われ、俳優の寺脇康文と中尾明慶が初共演した。

台湾映画界の常識を破るアクションエンタテイメント。台湾エミー賞5部門受賞!視聴率No1刑事アクションドラマ「ブラック&ホワイト(痞子英雄 )」の映画化で、華流ファン誰もが日本での上映を心待ちにしていた作品。

主演は「モンガに散る」のマーク・チャオ(趙又廷 )が、熱血新米刑事インション役を演じ、吹替は中尾明慶。そして、ホァン・ボー(黄渤 )が、チンピラで人情に篤いダーフー役を演じ、吹替は寺脇康文が担当する。

公開アフレコでは、インションとダーフーの二人が初めて出会いから、車で逃げるアクションシーンを公開した。演出からは、声のトーンから声ののばし方など、細やかな指示が出された。アフレコ初挑戦の中尾は、カーアクションシーンのハンドルを切るシーンでは、映像に合わせて、体を反らしながらアフレコに臨んだ。

 

収録を終えた寺脇は「自分がやった芝居でないところに、セリフをつけていくのは難しい。自分が思ったよりも、2倍もしくは3倍くらいオーバーにした方がいいのかなというのがわかりました。自分の中でやり過ぎかなと思うくらいで、ちょうどいいかな・・・あとは担当するホァン・ボーさんは、素晴らしい役者さんですので、その方の素晴らしい演技を邪魔しないように、質が落ちないように気を付けています」と、アフレコの感想を語った。寺脇と初共演の中尾は「(アフレコが)初めてだったので・・・本当に難しくて、台本も何もかもわからないことからのスタートだったため、10時間くらい収録をしたが、(収録の記憶は)覚えていない(爆笑)」、そんな中尾に寺脇は「(遅れて入り)どう?」と聞くと中尾は「はい、わかりません!正直、もう二度とやりたくない。きつかった!」と本音と、脱力感の中尾だったことを寺脇が証言した。

 

 

この作品はスタントマンなしで、マーク・チャオなどがアクションに挑んだ作品ですが、もしも、スタントマンなしの仕事がオファーされたら・・・中尾は「それは嫌ですよ!(爆笑)・・・(真顔になって)僕はいつでも体を使って、全部自分でやりたい人なので、多少危なくてもやらして欲しいですね。是非!!」と、意力的なコメントをした。

 

そして、私生活で最近危機はあったのかという質問に、中尾は「少し前に、付き合っていた彼女との別れ話ですかね・・・回避できず終わりましたね・・・恋愛危機!」と苦笑いする場面も。

 

(取材:野地 理絵)

 

<STORY>

 

ハーバー・シティの警察・南署特捜課のインション(マーク・チャオ/中尾明慶)は、正義感の強い新米刑事。現金輸送者の強奪事件を解決するものの、やり過ぎた行動で停職処分を食らってしまう。一方、犯罪組織・三連会の幹部ダーフー(ホァン・ボー/寺脇康文)は、組織の金を利用して、ダイヤモンドの密売で一獲千金を目論んでいたが、謎の武装集団に取引現場を急襲される。実は、ダイヤを収めたケースに、大量の破壊兵器の秘密が隠されていたのだ。ある殺人事件の手掛かりを追って現場に来たインションは、ダーフーを助けだし、事件の裏にある真実を探り出そうとする。だがその一方で、SIS(台湾情報局)がケース回収に乗り出し、インションとダーフーはSISから追われる身となってしまう。やがて、インションは事件の裏にハーバー・シティ爆破計画があることを突き止める。計画を阻止・・・インションとダーフー、二人の運命は・・・!?

 

監督・脚本・製作:ツァイ・ユエシュン

キャスト:マーク・チャオ、ホァン・ボー、

提供:アミューズソフト

配給:東映

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ホームページ:http://www.bw-movie.jp/

 

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