「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2012」グランプリ作品は、映画祭史上初の日本人女性、平柳淳子監督!

24日(日)、米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2012(SSFF&ASIA)代表:別所哲也」のアワードセレモニーが、明治神宮会館で行われ、グランプリ作品がジャパン部門から、映画祭史上初の女性監督となる平柳敦子監督の『もう一回』に決定した。グランプリ作品は、来年度米国アカデミー賞短編部門ノミネート選考対象となる。(今年のオフィシャルコンペティションは、112の国と地域から4049作品の応募があり、インターナショナル部門、アジアインターナショナル部門、ジャパン部門の各1作品を”優秀賞”として選定し、その3作品から選ばれたグランプリが、平柳敦子監督の『もう一回』。)この『もう一回』は、日本とシンガポール合作、内容はグリーンカードを取得し、アメリカから15年ぶりに日本へ帰郷した基和。家へ帰ると、そこには変わり果てた母の姿が。家族と疎遠になった息子と母親の最後の一日が始まる。


(左より ジェイ・チャン、フランク・ディオン、月川翔 監督)

・アジアインターナショナル部門 優秀賞

『泥棒』 監督:ジェイ・チャン(台湾)

 

・インターナショナル部門 優秀賞 

『エドモンドとロバ』 監督:フランク・ディオン(フランス)

 

・ミュージックShort部門 シネマチックアワード

『グッドカミング~トオルとネコ、たまに猫』 監督:月川翔(日本)


 

(左より 岡本雄作、トーマ・エシュド,ジェイコブ・ボンド 監督)

 

・ミュージックShort部門 クリエイティブアワード

Bubble』 監督:岡本雄作(日本)

 

CG部門 supported by デジタルハリウッド 優秀賞

『フラミンゴ・プライド』 監督:トーマ・エシュド(ドイツ)

 

・ストップ!温暖化部門(環境大臣賞)

『地球を救え!』 監督:ジェイコブ・ボンド(カナダ)


(左より クリス・フォギン、ワン・チェンヤン 監督)

・モエ スター アワード 

『フレンド・リクエスト』 監督:クリス・フォギン(イギリス)

 

・ストップ!温暖化部門 J-WAVEアワード

『物を大切に』 監督:ワン・チェンヤン(台湾)

 

 

・旅ショート!プロジェクト 優秀賞(東京都知事賞)

『ニービチの条件』監督:岸本司(撮影場所:沖縄)

 

ネスレアワード 

『ゴーストの幸せなレシピ』 監督:ロレット・ベール

 


プレゼンターとして、女優の川島海荷、歌手の大黒摩季、ミュージックShort部門受賞作品『グッドカミング~トオルとネコ、たまに猫~』に出演した俳優・松坂桃季が出席し、猫アレルギーと闘いながら撮影したエピソードを暴露し、会場に笑いを沸かせた。

 

 

この「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2012」の代表・別所哲也は、「応募されたみなさん、関係者みなさんのおかげで、盛大な映画祭を執り行うことができました。今後、参加した方の中から、新しいスターが生まれることを期待したいと思います」と、コメント。

 

公式サイト http://www.shortshorts.org/





映画祭授賞式前には、審査員の北村一輝き、万田久子、中村将俊、そして塩谷瞬などが、レッドカーペットを歩いた。 

 

(取材:野地 理絵)

 

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