第49回ギャラクシー賞贈賞式 吉田尚記アナウンサーにDJパーソナリティ賞の表彰!

NPO放送批評懇談会が主催する「ギャラクシー賞」は、日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために1963年に創設された権威ある賞。そのラジオ部門では、年間を通じて最も活躍したDJ・パーソナリティに『DJパーソナリティ賞』が贈られるが、2011年度の「第49回ギャラクシー賞」では、ニッポン放送の吉田尚記アナウンサーが「ミュ~コミ+プラス」のパーソナリティとして選出され、6月4日(月)の贈賞式で表彰された。

 贈賞式で吉田尚記アナウンサーが登壇すると、会場内の大スクリーンには「ミュ~コミ+プラス」リスナーからのリアルタイムの祝福のメッセージツイートが次々と映し出された。普段、吉田アナとリスナーが放送と連動して展開しているSNSを通じてのコミュニケーション、その絆の強さと反応のスピード感を実感できる、“ラジオらしい”表彰セレモニーとなった。また表彰の模様は、吉田アナ本人と番組ディレクターの手持ちのスマートフォンによってUstreamで生中継される異例の立体的な演出が行われた。この模様は、当日6月4日(月)の「ミュ~コミ+プラス」番組内で詳しくレポートされる。

 

【DJパーソナリティ賞・選考理由】(第49回ギャラクシー賞プレスリリースより)

『局アナの枠にとらわれない吉田尚記の喋りは、10代ならずともグイグイとその世界に引っ張り込まれてしまいます。生放送の臨場感あふれる言葉の出し入れと緩急つけたテンポ感の妙、リスナーの巻込み力に目を見張ります。それは日頃から現場に足を運び、実際に見て、聞いて、味わって、空気を吸って、感じて、それが自ずから言葉となって表現されるいるからです。日本初のtwinavi公認アナウンサーとしてもその才能を発揮。ラジオだけに留まらず、アニメやゲーム業界での活動も吉田の大きな財産となっています。また、ビッグコミックスピリッツ掲載の漫画「ラストイニング」全国高校野球県予選決勝「聖母学苑×彩珠学院」の仮想実況番組を提案した企画力も評価に値します。

アナウンサーを超えた表現者~それが吉田尚記。次世代のラジオを牽引する喋り手として、これからに期待します。』

 

【ギャラクシー賞の概要】

1963年、民放草創期のこの時期に、テレビとラジオの可能性、影響力に着目し、その発展には必ず“批評”の力が必要であると考えた評論家、研究者、ジャーナリスト、作家らの有志によって創設された放送批評懇談会。ギャラクシー賞は、志ある番組を掘り起こし、制作者たちの番組作りへの情熱に光を当てて顕彰することで現場を鼓舞し、番組の向上・発展を促すことを目的に、会の発足と同時に誕生した。民間の自主的意思を基盤として創設された放送賞の第一号である。表彰は1年単位で、今年で第49回(2011年度)。ラジオ部門DJパーソナリティ賞は1993年度から選出され、これまでに赤坂泰彦・小島慶子・伊集院光・ジョン・カビラ・久米宏らが受賞している。ニッポン放送では2003年度・第41回のうえやなぎまさひこ(「うえやなぎまさひこのサプライズ!」)以来の受賞。

 

【吉田尚記プロフィール】

よしだ・ひさのり1975年12月東京都銀座生まれ、慶應義塾大学文学部卒業、1999年ニッポン放送にアナウンサーとして入社。「オールナイトニッポン」「ミュ~コミ」「熱血!!ラジカルチャー」「有楽町アニメタウン」「オールナイトニッポンGOLDapp10.jp」など数々の番組のパーソナリティを担当。音楽・マンガ・アニメ・アイドルなどのサブカルチャー、SNSに関してのオーソリティで各方面で幅広く活動中。2010年9月にはツイッター活用本「ツイッターってラジオだ!」刊行、マンガ大賞の発起人であり、実行委員。

 

【ニッポン放送「ミュ~コミ+プラス」】

月曜日~木曜日24時~24時53分放送。音楽・マンガ・アニメ・声優・アイドルなどの最新情報を多彩なゲストを交えて発信している。ラジオとツイッターの連動で番組を進行、毎回番組スタート2時間前の22時からツイッター上でのテキスト生放送を行っている。

 

Asiaent_Lifeをフォローしましょう

<人気記事>