明治座5月『早乙女太一特別公演』初日舞台開幕!

 

美しい女形だけじゃない!天才・早乙女太一の溢れる魅力!

 

明治座5月『早乙女太一特別公演』

一、「GOEMON~孤高の戦士~」 

二、「早乙女太一 舞踊/剣舞・影絵」

(前列左から すみれ、早乙女太一、波乃久里子、後列左から山本亨、桜木健一、松村雄基、堤大二郎)

 

明治座5月『早乙女太一特別公演』が、5月5日(土・祝)初日を迎えた。俳優・早乙女太一が公演前の会見に出席した。

 

Q:いよいよ、今日これからですが、今のお気持ちは?

 

早乙女:「前回名古屋でやらせていただいて、一か月間があいて東京公演なので、何回もやっているのですが新鮮な新しい気持ちで向かってます。」

すみれ:「私もこれで初舞台なのですけれど、二度目の東京での公演ですので、またもう一度頑張りたいと思います。」(早乙女と)共演されてみていかがでしたか?については、「素晴らしいですね。本当に立ち回りも演技も半端じゃない。二部の踊りも感動しました。」

波乃:「不安と期待が入り交じっていますけれど、みなさんのエネルギーを感じて、早乙女さんの本気はやはり凄いと思いますから、凄く楽しみです。」早乙女さんの座長はいかがでしょうか?については、「座長というよりもシーンとしている静けさの中に、一本の糸がピーンと張っているから本当に頭が下がります。こんなにお若い方で立派な方だと思います。」

:「素晴らしい舞台です。」

松村:「一ヶ月体調をしっかりキープして楽しんでいただける舞台にしたい。」

桜木:「一歩間違えば大怪我するような凄い立ち回りをいっぱい見せているので、今までに明治座でなかったような激しい、とにかくみんなにパワーを与えられるようなお芝居ができるのではないかと思う。ぜひご覧になってください。」

山本:「若いエネルギーでテンポが早い展開のお芝居なので、是非素晴らしい舞台をお観せできればと思います。」

岡村(演出):「この作品は2009年に紀里谷和明さんが映画で作ったものを我々で2012年版の”GOEMON”に作り直した形で上演させていただきました。早乙女太一の明治座公演は三年連続になるのですが、明治座に早乙女太一ありという、天才早乙女太一の姿を観に来てください。」早乙女さんの魅力は?については、「観てください。(笑)とにかく速さと静けさ・・・速さの中に肉体に感情がある。他にこんな20歳がいたらかかってこいという感じです。多分、日本ではこんな人間はいないと思う。」

 

Q:今回。五右衛門の役は、ちょっと変わっていると思うのですが?

 

早乙女:「舞台全体もそうですが、一人一人エネルギッシュで、常に動き回っています。」3時間近くありますが大丈夫か?と聞かれ、「大丈夫です、今のところ・・・。」今までと比べて運動量的にもと聞かれ「人生で一番多いです。特に体力づくりは全然していない。」

 

Q:隣で(早乙女を)見てていかがですか?

 

すみれ:(”見てないでしょう?”と早乙女から言われると)「見てますよ。凄い汗がダラダラで、私にもかかってくる感じくらいで、素晴らしいです。私は絶対無理、誰にも無理な運動量です。」

 

Q:女優デビューということですか?

 

すみれ:「そうです。このメンバーに囲まれているので、これで大丈夫だというエネルギーですね。これじゃなきゃデビューは無理だったとママからも言われたので、みなさんの力があるから頑張れる。」(”日本語上手になったね”と演出から褒められる場面も。)名古屋公演に観劇に来てくれた両親について「パパは”いやーよかったね”と軽いので・・・(笑)ママは”自分の初舞台よりは大丈夫だ”と言ってくれて嬉しかったです。」と語った。

 

 

Q:波乃さんから見て、すみれさんはどうですか?

 

波乃:「本当にのびのびで、親御さんが本当によく育てあげた。特に母親がよく育てたと思う。彼女のお母さんを若い頃から知っているが、お母様に完敗ですよ。お母様に感謝ね。」と笑いを誘う場面も。

 

Q:第二部で披露される、(映像を利用し自身の影と戦う)「影絵」は、動画投稿サイトyoutubeで公開されている影絵が250万回再生されているということですが、世界に注目されているという実感はありますか?

 

早乙女:「実感はないです。」今回はその新作見どころは?「前回はモダンな洋風で、今回は和を中心にして綺麗な絵が出てきて色鮮やかになっています。」そして、最後に早乙女が「みんなで力を合わせて毎回、一回一回、精一杯頑張っていますので、是非時間があれば足を運んで下さい。」と語った。

明治座5月『早乙女太一特別公演』

第一部「GOEMON~孤高の戦士~」

(画像提供:明治座)

1582年、天下統一を目指した織田信長(松村雄基)は、その夢目前にして、家臣明智光秀の謀反により暗殺された。しかし、信長の右腕であった豊臣秀吉(山本享)が光秀を討伐、信長の後継者として、豊臣政権を制定した。世は、火種を残しつつも、一時の平和を謳歌していた。

祭りの夜、天下の大泥棒にして、貧しき者の味方、石川五右衛門(早乙女太一)は、豪商紀伊国屋文左衛門(桜木健一)の蔵に忍び込んでいた。狙いは黄金の山、しかし、その蔵の中で、五右衛門は小さな箱を見つけ出す。突然、襲いかかる秀吉の家臣石田三成の軍勢、その箱の中に秀吉の天下を揺るがす何かが隠されていたのだった。五右衛門を執拗に追い続ける三成、そしてその配下となった才蔵までが姿を現す。

その頃、秀吉の妻、寧々(波乃久里子)は秀吉に信長の姪、茶々(すみれ)を側室にするよう進言する。茶々は、幼いころ五右衛門の愛した娘だったのだ。茶々を取り戻し天下をひっくり返すために、五右衛門の孤独な戦いが始まる…

第二部「早乙女太一舞踊/剣舞・影絵」

(画像提供:明治座)

第一部では早乙女太一の速さのある立ち回りと、体からこみ上げてくる感情が観客の心を一つにした。そして、第二部での映像を利用し自身の影と戦う「影絵」 では、早乙女太一の剣舞が披露され、キレのある太刀さばきと俊敏でしなやかな身のこなし。そして、1000年に一人の天才女形と言われる早乙女太一。その舞いには見る人を圧倒する美しさ「女性よりも美しい」と思うほど・・・。しなやかで繊細な舞、時に柔和で時に凛々しい表情に観客が魅了された。カーテンコールではスタンディングオベーション、鳴り止まぬ拍手・・・。明治座『早乙女太一特別公演』は華々しく初日開幕した。

 

(取材:野地 理絵)

 

 

 

開催期間:5月5日(土・祝)~27日(日)

料金(税込):A席(1・2階)10,500円/B席(3階)5,000円

会場:明治座(東京都中央区日本橋浜町2-31-1)

明治座チケットセンター 03-3666-6666

インターネット予約「席とりくん」www.meijiza.co.jp

15名以上のグループ観劇予約受付中03-3660-3941(営業部)

 

創業から140年の明治座

明治座HP http://www.meijiza.co.jp/

明治座5月、早乙女太一HPhttp://www.meijiza.co.jp/info/2012_05/

☆Twitterでも最新情報つぶやき中!☆
http://twitter.com/meijiza_theater

 

チケットぴあ
Asiaent_Lifeをフォローしましょう

<人気記事>