ウィルバー・パン SPECIALトーク&ライブ

台湾の俳優ウィルバー・パンが14日、都内で行われた「愛∞無限」ドラマファンミーティングSPECIALトーク&ライブに出演した。約500人のファンが集結した。

ウィルバー・パンは「愛∞無限」で2011年台湾金鐘奨の最優秀男優賞を受賞し、台湾だけでなく、アジア全域に活躍の場を広げ、俳優だけでなく歌手としても注目をされている。トーク&ライブが開演される前に囲み取材が行われた。

<囲み取材>

 

ウィルバー:再び来日できて、とても嬉しいと思います。今回、2作目のドラマと一緒にやってきました。前回も日本に来ましたけれど、大阪・東京でファンミがありまして、またお会いできて嬉しいと思います。

 

Q:この後「愛∞無限」のSPECIALトーク&ライブということで、日本のみなさんと会いますが今の気持ちは?

ウィルバー:とても嬉しいと思います。やはりドラマ「愛∞無限」は、僕にとっては特別なドラマだと位置づけしています。何故かと言いますとドラマの中で異なる役をチャレンジできたので、このドラマ自身も他のアイドルドラマとは若干違うところが良かったと思います。また、このドラマに出演したことで、台湾のエミー賞と言われている金鐘奨(ゴールデンベルアワード)最優秀男優賞を受賞しました。本当に嬉しく思います。このような喜びを分け合うことができて大変嬉しく思います。

 

Q:最優秀男優賞を受賞されましたが、演じるうえで気をつけたことなどありますか?

ウィルバー:制作プロデューサーの方と話をし、できるだけドラマの中で自分の役に関しては、内面の表現の部分が良いのではないかと非常に期待もしていました。演じた時にも以前出演したドラマとは全然違う作品で、大変でしたが特に泣く場面が多く、絶望的な気持ちになる場面も多くて、集中しなければならないというところが大変でした。撮影が終って1ヶ月、2ヶ月経っても人生って絶望的だなという気持ちが抜けなくて、かなり役に入り込んだということができると思います。

 

Q:これから500名のファンと会うことになると思いますが、日本のファンと台湾のファンの違うところ、忘れがたい経験などがありましたら教えてください?

ウィルバー:もちろん大分違うと思いますけれど、大変情熱的なところは同じですけれど、日本のファンの方に対して言えば、お会いする機会が少ないこともありますが、とにかくとても温かく何か演出をしながら僕を迎え入れてくれ、とても感動します。また、とても細かいところ、詳細なところにこだわったプレゼントを用意して下さったり、いつも感動することばかりなのです。前回も覚えていますけれど、みんな立って一緒にやってくれたり、ある種の演出があるのです。それで、みなさんとの交流を通して、みなさん非常にリズム感のある音楽が好きだということが、よくわかりました。今回のイベントは、ドラマだけでなく、音楽もあります。できるだけたくさんの歌を歌いたいです。本当にいつも感動しています。

 

Q:昨日、ブログで買い物に行きましたと書いていましたが、何処へ行って何を買ったのでしょうか?また、今桜のシーズンですが、誰と一緒に見に行きたいでしょうか?

ウィルバー:よく日本に来るのですが、あちこちぶらぶらすることが好きです。何を買うかといいますと、スーツだったり、いろんな服を買いたいですね。日本の服は、アバンギャルドな服がありますので、試してみたいという気持ちです。桜については、父と母を連れて一緒に見に来たいなと思います。父は日本に来たことがありますけれど、とにかく父と母を連れて、美味しいものを食べさせてあげたいと思います。いつも日本に来ると困ることが一つあります。あまりにも美味しくて、帰国すると体重計に乗るのが恐ろしくて、1ヶ月くらいの調整期間を置かないとなかなか上に立てないということが困りました。

 

Q:金鐘賞で受賞された時に、ホテルで喜んでいる様子でしたが、その時の気持ちと賞をとったことで、これから俳優として、どのようにやっていきたいなどありますでしょうか?

ウィルバー:受賞したときは、とても嬉しかったですね。僕自身が賞を取れるなんて思ってもいなかったのです。これだけ大勢の先輩、素晴らしい俳優がいるのに、なぜ僕だったのかと・・・。とても嬉しくて、その場は叫んだり、泣いたり笑ったり、おかしくなったような気がします。次の日、新聞で受賞の記事を書いてくれているのではないかなと思ってみたら、僕のことが批判されていました。小さいときに想像していた受賞とは、全然違うじゃないかと思いました。正直、受賞したことは非常に嬉しかったけれど、気持ちが少し混乱していたので、受賞したとはいえ、これから何か変わるのかということはないと思います。毎日、努力していきたいと思います。とにかく初心に戻って、また一人の役者として頑張りたいと思います。

<トーク&ライブ>

 

ウィルバー・パンのライブ、歌でイベントの幕が開いた、この日のMCはお芋大好きなサヘル・ローズさん、通訳はお馴染みサミュエル周さん。

MC:今の歌ったお気持ちは?

ウィルバー:いつも同じ話で”わくわく”です。こんにちは、私はウィルバー・パンです。(日本語で挨拶)一年ぶりということもあり、緊張しています。以上、自己紹介でした。(笑)

 

 

「ウィルバー、おめでとう!」と、ウィルバーの金鐘賞での受賞を会場のファン全員で祝い、花束が贈られた。

ウィルバー:お父さんお母さんにも感謝したいと思います。そうじゃなくて・・・みなさんに感謝したいと思います。いつも応援して下さって、これからも応援宜しくお願いします。(会場のファンからのサプライズに感謝したウィルバー。)

(ここで優秀賞が決まった時の映像が流された。受賞された時は、仕事の都合で宿泊先にいた。)

 

MC:受賞された時の気持ちは?

ウィルバー:とにかく嬉しくて嬉しくて、今の映像は何度も見ました。とても感動しました。デビューして10年目で、毎日一生懸命に努力してきました。いつも進歩があればと思っています。一生懸命にやったということは、決してファンのためだけではなくて、自分自身をもっと上達することができると思います。今この映像を見て嬉しくて、時々自分でも見ては涙を流します。(笑)

 

ウィルバー:日本に来て見慣れている顔、、そして新しい顔のみなさんにお会いして嬉しいです。ドラマだけでなく、歌も歌って聞かせてあげたいと思います。歌っている時はとても幸せなのです。これからいろんなイメージの役、キャラを気にしないで、とにかく見てください。ステージ上の僕、歌っている僕、ドラマの中の僕、太っている僕(笑)、ちょっとクレージーな僕を楽しんでいただければと思います。

<トークコーナー>

 

ウィルバーのここは優しい!(チャン・ロンロンからのコメント)

 撮影前はウィルバーのことを、ただの明るい人だと思っていました。共演してユーモアと責任感のある素敵な男性だと思いました。撮影の帰りに私の家が通り道だったので、時々家まで送ってもらいました。そういうところが、とても優しいジェントルマン。

ウィルバー:毎日、撮影現場で一緒でしたので帰りに送っていくうちに、僕の車にタクシーのメーターを付けてやろうかなと思いました。

 MC:ジェントルマンですね。

ウィルバー:普段の自分、今日みたいにみなさんとお会いするときには、とにかく楽しくやりたい。ここで格好つけてもしょうがないなと思う。とにかくいろんなことを言って、笑っている姿を見ることが楽しみなのです。とにかく自分がコメディアンになった気分で、笑ってくれると幸せだなと思います

 

ウィルバーのここが残念!(住谷念美からのコメント)

実際のウィルバーはとてもジェントルマンです。あるシーンで私がNGを出したときに、私を庇って監督に謝ってくれたのです。その時、本当に素敵な人だと思いました。ただ、残念なところは素敵な人なのに、落ち着きがあまりない。もう少し落ち着きがあれば、もっと素敵なのにと思います。

ウィルバー:唯一、動かない時は寝ている時だけです。よく寝ている時でも寝返りを打つのです。もし、15分間寝返りを打たなければ死んでいると思ってください。(動くことが大好きなウィルバー。)

 

ウィルバーのここが嘘つき!(ウィルバーの二人の友達からの映像)

ウィルバー10代の時から知り合い、バスケットボールの仲間なのです。実は僕は、中学生の時に今の身長でした。奨学金を貰ってアメリカでやりたいと思っていました。18才になってもこの身長なのです。そこでしょうがないので諦めてしまい、今の自分があるのです。

 

ウィルバー:両足の靭帯が切れて、バスケットボールがうまくできなくなってしまったのです。でも、やりたいですね。(ここでバスケのボールで、簡単にドリブルなどを披露し、会場のファンへボールをパスし歓声があがった。)

 

食べることが好きなウィルバーは、弟と来日し美味しいものを1店鋪ずつ入り食べる。食べて気がついたら、自分はすごく食べれるんだなと気づいた。日本のテレビ番組の大食いコンテストに出てみたいと思う。明日地球が終りになるとしたら何を食べたいか?という問いには、”しゃぶしゃぶ”を食べたいとコメントした。(ウィルバーは台北で火鍋のレストランを開いている。200枚のCDを買ったらタダで食べて良いよと笑いをわかせてくれた。)

<ギリギリ質問コーナー>

 

ギリギリの質問に答えれられるなら”Yes”、答えられないなら”No”を提示できる。

 

Q:ドラマの撮影で、一番辛かったことは?

ウィルバー:このドラマの撮影で辛かったことは、泣くシーンを撮るときでした。普段から笑うのが好きなウィルバーには泣くシーンが辛かった様子。

 

Q:ドラマの撮影中に、腹が立ったことや怒ったりするのでしょうか?

ウィルバー:誰かに弁当を半分食べられてしまいました。食べている途中に呼ばれて席を外したら、弁当が空っぽになっていた。怒るというよりもがっかりした。と語った。

 

Q:初恋はいつ、どこで、どんな人?

ウィルバー:初恋は高校生で日本人でした。(人生の中で3人の日本人と恋に落ちました。縁があったのかな・・・と暴露した。)ひとつ年上の人で、彼女は卒業したら日本へと離れ遠距離恋愛が2、3年続き、僕もアメリカへ留学したので電話をしてたが、段々連絡がなくなってきた。と初恋の秘話を語った。

 

<会場のファンからの質問>

 

Q:新しいCDはいつ出るのでしょうか?

ウィルバー:7月リリース予定です。その中には、自分が書いた曲があります。

 

Q:ウィルバーが今日履いているパンツ(黒い)は、よく目にするのですが、1本なのか何本も持っているのでしょうか?

ウィルバー:非常に難しい質問ですね。何となくこのパンツを履いている時は、自信に満ちています。足も若干長く見えます。お尻もセクシーに見えます。でも、心配しないでね。洗っています。(笑)

 

会場後方からウィルバーが歌いながら登場し、ファンの花道を通ってステージ上へ再登場。

ここでクイズが行われ、ウィルバーが正解すると抽選でファンの方にプレゼント。そして、「本当に嬉しく思います。時間が短いのが惜しいです。もっとこれから機会があれば、みなさんにお会いしたいと思います。ドラマの宣伝やいつか日本で日本のCDを出す目標をもって・・・これからいろんな目標に向かっていきたいと思います。」と最後の挨拶をした。

 

イベント終了後に、握手会とサイン会が行われ、最後にファンとの記念集合写真を撮影した。

 

今後のウィルバーの活躍が楽しみですし、日本での来日も期待したいものです。

 

「愛∞無限」 http://f4.tv/mugen/

 

(取材:野地 理絵)

 

「愛∞無限」<STORY>

©2010 Comic Field Productions Co.,Ltd.ALL Rights Reserved. 

愛するがゆえについた優しい嘘はあまりにお互いを傷つけた深い憎しみと古き罪が2人の愛の糸を絡ませる

リャン・ジンハオ(ウィルバー・パン)は、大学の体育学部に所属するみんなの憧れの存在。人を魅了する明るく爽やかな笑顔の裏で、認知症を患った父親の面倒を見るために休みなく働くなど、人知れぬ苦悩を背負っていた。一方、ジンハオと同じ大学の美術科に通うソン・ルイエン(チャン・ロンロン)は、気の強い女の子。裕福な家庭で育った彼女は、幼なじみのミンシュオを自分の赤い糸の相手だと信じて疑わない。そんなジンハオとルイエンが、赤いスカートによって偶然出会いを果たしたところから、この悲しくて切ない物語が幕をあける。

出演:ウィルバー・パン(『笑うハナに恋きたる』)、チャン・ロンロン(『ぴー夏がいっぱい』)

    リン・ヨウウェイ、住谷念美

制作総指揮:アンジー・チャイ/監修:リー・ジーシェン/プロデューサー:チェン・チエンルー/監督:リン・ハーロン(『スターな彼』『ホントの恋の*見つけかた』)

脚本総括:クォン・ソヨン(『ロマンスハンター』『ルル姫』)/製作:Comic Field Productions Co., Ltd.

配給:∞JV 販売・発売元:コミックリズ株式会社

©2010 Comic Field Productions Co.,Ltd.ALL Rights Reserved.

ドラマ公式サイト/http://F4.TV/mugen/

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