「4th 日韓友情フェスタ2012」 イベントレポート

日韓友情フェスタは、日韓の友情とあたたかいチャリティーの精神を発信することを目的にしている。出演者も普段からチャリティー活動され、日韓両国で最も話題性と注目度の高い方々が、毎年招かれている。今年は韓国で視聴率50%を突破し爆発的な人気の「太陽を抱いた月」の”チョン・イル”、韓国ドラマのOSTを歌っている”Monday Kiz”、そして癒しの芸術品と言われる”バラダン”が出演した。今回の公演は、GFSCネパール図書館プロジェクトとして、教育環境の整っていないネパール山岳地域に、図書館を建設し図書を贈るというチャリティー公演である

MCはイ・ユミさん

 

オープニングに、日韓GFSCの映像が流され

バラダンの演奏

 

(セットリスト)

・「朱蒙」より「愛の記憶」

・「ファン・ジニ」より「健やかに~野花」

・「王と私」より「千年愛」

・「太陽を抱いた月」より「時間に逆らって」

・メドレー「善徳女王」プロローグ~アラロ~「太王四神記」運命~「イ・サン」約束~「チャングムの誓い」フェブガ

バラダン(室内管弦楽団)は、クラシック・スタイルのオーケストラで、編成はピアノ、ヴァイオリンⅠ・Ⅱ、ヴィオラ、チェロ、オーボエ、パーカッションⅠ・Ⅱの8名で構成されている。確かな技術に裏づけされた演奏は、囁くような緻密な音から大きく響く音まで、感受性豊かな表現を可能にし、韓流世界の音楽を中心にして各地に「癒しの芸術品」を届けている。(「バラダン(Baladin)」=フランス語で "旅するアーチスト"の意味)

 

バラダンの演奏に会場は、韓国時代劇ワンシーンがよみがえったかのように誰もが魅了された。

 

<Monday Kiz>

 

「行かないで」、「Bye Bye Bye」、「影(太陽を抱いた月OST)」の3曲を続けて歌のハーモニーを披露。

Monday Kiz:「影(太陽を抱いた月OST)」は、「日本で「太陽を抱いた月」が放送される時に、映像を見ながら聴いて欲しい。哀しいシーンや涙を誘うシーンにこの曲が流れてきますので注目して欲しい。」

MCからの”日本の印象や好きなものは?”という質問にMonday Kizは”寿司、牛丼、ラーメン”と好きな食べ物を答え、そして”日本の春はいかがです?”と問いかけると「桜です。(スンヒの花柄のネクタイを指さすハンビョルとジンソン。しかし、花は薔薇の花柄で桜ではなかった。)春らしくネクタイの柄を合わせてみました。」と笑いを誘う場面も。

また、「先週、日本でコンサートを行いました。新しいアルバムが発売されましたので、応援して下さい。」と語り、アカペラを披露する一面も。

続いて、「愛した記憶が僕を泣かせる」ドラマメドレー「鉄の王 キム・スロ」「アクシデントカップル」「検事プリンセス」を歌いドラマの世界へと誘う。

 

本公演はGFSCが行なっているネパール図書館プロジェクトの一環ですが、本日は、どのような思いで参加されたのですか?”という問いには、「僕達の歌声を届けることによって、少しでもみなさんの力になればという気持ちで駆けつけました。僕達ができることは歌を歌うことなのです。」「いらっしゃているみなさんが、とても美しいので光栄です。(笑)」

 

「新しいアルバムが出ましたので、今後はライブを中心とした活動をしていきたいと思います。韓国からバンドメンバーも連れてきて、日本でライブをするという計画をしています。」と今後の活動予定を話し、Monday Kizに応援幕の贈呈が行われた。そして、最後にMonday Kizは「次に会う時まで、僕達を忘れないで下さい。次は一生懸命日本語を勉強してきます。」と約束をした。

 

チョン・イル

 

会場には「太陽を抱いた月」「思いっきりハイキック」「美賊ー枝梅伝」「お嬢さんをお願い」「私の期限は49日」「イケメンラーメン店」チョン・イルをメインとしたダイジェスト映像が流れると会場に歓声があがった。そして、暗闇からスポットライトに照らされチョン・イルが登場。「イケメンラーメン屋」より『君という人』の歌を披露、会場は一瞬にして黄色い歓声が響き渡り、チョン・イルに魅了された。

チョン・イル:舞台の後ろで、みなさんに会いたくてずっと待っていました。こんな風にまたみなさんにお会いできて、とても幸せです。嬉しいです。今日のためにいろいろ準備しましたので、是非最後まで楽しんで下さい。みなさん、本当に会いたかったです。どうぞ、宜しくお願いします。(日本語で挨拶をしたチョン・イル)

 

MC:最初に歌で登場しましたが緊張しましたか?

チョン・イル:いつも歌を歌うときは緊張してしまいます。

 

MC:今回このイベントで4回になりますが、チェ・スジョンさん、ソン・イルグクさん、キム・ナムギルさんと伝統のバトンを受け継ぎましたが、どんな気持ちですか?

チョン・イル:とても光栄に思っています。

 

MC:高視聴率「太陽を抱いた月」に出演されて今の気持ちは?

チョン・イル:「イケメンラーメン屋」と「太陽を抱いた月」連続で出演しましたが、正直「太陽を抱いた月」が、高視聴率になるとは思っていませんでした。まだ、日本では「太陽を抱いた月」は放送されていないですが放送されたら是非見て楽しんでいただきたいと思います。

 

「イケメンラーメン屋」の写真がスクリーンに映され、高校生役を演じたチョン・イルの制服姿に会場から黄色い歓声があがり、花ウィンクを披露する場面も。続いて、「私の期限は49日」うさぎの耳をつけた写真が映され、会場の中から選ばれた1名がドラマと同じ、うさぎの耳を付けてツーショット写真を撮影するサプライズイベントが行われた。

一旦ステージから離れたチョン・イル。「太陽を抱いた月」の秘蔵映像が流され、客席中央の扉からチョン・イルが登場しステージ上へ。ドラマ「私の期限は49日」より「かかし」を歌った。「太陽を抱いた月」の撮影時の写真と共に撮影エピソードを語った。アクション俳優ではないが、ドラマの中ではアクションシーンが多かったこと。そして、役のヤンミョンは心が揺れ動き、どのような選択をするのかを見届けていただきたいと見どころを紹介。また上半期は日本にも来てエネルギーを貰い、下半期は違う作品でお目にかかりたいと今後の活動予定を語った。

チョン・イルの愛蔵品のGFSCチャリティーオークションでは、ニット帽とTシャツ、フード付きパーカーを出品し、落札者とツーショット写真の撮影も行われた。そして、会場で集まった募金をチョン・イルが代表し、GFSCチャリティー基金の贈呈が行われた。引き続きチョン・イルに応援幕が贈呈され、会場の観客との記念撮影と、フォトセッションが行われた。

最後にチョン・イルは新しい作品を通して、成長した姿での再会を約束した。

 

NPO法人日韓文化交流会 

HP http://www.japankorea.org

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