坂東玉三郎演出 ロレックスpresents「打男 DADAN」製作発表会見!

(前列左から坂東玉三郎、見留智弘、後方左から小田洋介、坂本雅幸、中込健太、前田剛史)

 

日本人の音、和太鼓の響き。パワー漲る太鼓芸術集団”鼓童”の清鋭メンバーと歌舞伎界の奇才坂東玉三郎演出で、新たな音楽芸能の世界をあくまでも「叩く」ことにこだわった8名の清鋭メンバーによって、作り上げられた「打男 DADAN」。今年2月のパリ・シャトレ座での初海外公演は4日間ソールドアウトという大成功を収め、遂に日本凱旋公演が決定され、3月30日(金)都内で「打男 DADAN」の製作発表会見が行われました。

 

坂東:「海外での演出は初めてで、パリがデビューです。お客様はスタンディングオベーションで、本当に嬉しかったです。日本凱旋公演の見どころは90分打ちっぱなしで休憩なし、ひたすら打つ男と竹の楽器グランタンで柔らかみを出し、スクリーンでの映像も楽しんで欲しい。」と意気込みを語りました。

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Q:鼓童のみなさんに、海外公演での楽しかったことや思い出に残るエピソードは?

 

坂本:「パリ公演で開演5分前に演出の内容が変わるということがあり、思い出というよりもテンパりました。会場の雰囲気やお客様の反応を敏感に感じて、お客様が喜んでくれるかを察知し、演出の内容を変えるとお客様の反応がよくなったりすることがありました。」と演出の坂東のお客様目線の鋭さを語りました。

小田:「拍手が雨のように、そして歓声に驚いた。DADANに関心を持ってくれたことが嬉しかった。」

中込:「もの凄く緊張していた。公演以外楽しむことができなかった。」

前田:「パリが(鼓動としてDADANとしての)初デビュー。大きな舞台を初めてやってみて、シャトレ座は奥行が広い中で、空間を使って演奏するということは、普段あまりないことをした。スタンディングオベーションの拍手の中で舞台を終えることができていい経験でした。」

見留:「パリは4日間の公演でしたが、日に日にお客様の反応が熱くなるのがわかり、スタンディングオベーションをいただき、DADANの公演が受け入れられたということを実感。」と語りました。

 

Q:公演5分前に演出を変えたエピソードを詳しく教えていただけますか?

 

坂東:客席でお客様の気持ちになって観ていたら、鼓童に何を着せるかがいつも問題なのです。スワロフスキーの付いたタンクトップはDADANとして作りました。シャトレ座に立つとライトが大きいので、ただ舞台にいるだけでピカピカ光ってしまうのです。開演5分前にタンクトップを裏返しにしてみたら、意外にもしっくりしたのです。稽古で見てたつもりでも、お客様と一緒に観ないとそこがわからないのです。」と開演5分前にタンクトップを裏返して、タグを切ったエピソードを語りました。

 

そして、最後に見留は「毎回毎回進化している。」坂東は「演出として新しい作品を増やしていかなければならないが、ここが出発点になると思います。楽しみにして欲しい。」と日本凱旋公演を楽しみにしている方々へ、メッセージを送りました。

【「打男 DADAN」公演概要】

東京公演 赤坂ACTシアター

2012年7月2日(月)~4日(水)

 

横浜公演 KAAT神奈川芸術劇場ホール

2012年7月7日(土)~8日(日)

 

料金:S席¥7,500  A席¥5,500(税込) 

※未就学児童入場不可

開場は開演の30分前

 

主催:TBS/tvk

特別協賛:日本ロレックス株式会社

後援:TBSラジオ(東京公演のみ)

制作:バンダイナムコ ライブクリエイティブ

企画:北前船

 

チケット好評発売中

電話予約・お問い合わせ:打男首都圏チケットセンター 0570-00-3117

 

名古屋公演 中京大学文化市民会館 オーロラホール

2012年7月10日(火)

 

料金:S席¥6,500  A席¥5,500 B席¥4,500(税込)

未就学児童入場不可

特別協賛:日本ロレックス株式会社

チケット5月7日(日)発売 中日劇場℡052-263-7171

 

熊本公演 八千代座

2012年7月14日(土)~16日(月)

 

料金:S席¥7,500  A席¥5,500(税込) 

※未就学児童入場不可

特別協賛:日本ロレックス株式会社

チケット3月30日(金)発売予定 八千代座公演事務局℡0968-43-0202

 

 

京都公演 京都府京都市 南座

2012年7月20日(金)~22日(日)

 

料金:一等¥7,500 二等¥5,500(税込) 

※未就学児童入場不可

特別協賛:日本ロレックス株式会社

チケット5月20日(日)発売 チケットホン松竹℡0570-000-489

 

坂東玉三郎HPhttp://www.tamasaburo.co.jp/

鼓童HP http://www.kodo.or.jp

 

 

(取材: 野地 理絵)

 

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