沖縄国際映画祭 ビーチステージ3日目開幕! アツイ沖縄の太陽に負けず人気芸人のアツいステージ!

「第4回沖縄国際映画祭」4日目の327日(火)、沖縄コンベンションセンター・ビーチステージでは、スリムクラブ、はんにゃ、フットボールアワー、NON STYLE、あべこうじ、佐久間一行の6組による「KYORAKU PRESENTSビーチステージネタスペシャル」が行われました。

 

夏を感じさせる太陽が照りつける中、満員になった会場で地元・沖縄出身のスリムクラブが「盛り上がってますかー!もっと盛り上がっていきましょう」という大きな声とともにステージが始まりました。真栄田賢が「テレビのギャラって結構安いんですよ」とギャラの話題に。「ここだけの話ね」と言いつつも、「『○○っていいとも!』のギャラは2人で6000円だったんです」と思いがけない金額だったのか、会場からも驚きの声が。「おばあちゃんちに行った方が貰えるよね」との真栄田のひと言に、会場も「ウンウン」と納得の様子でした。続いては、漢字の苦手な真栄田が年賀状を書くため、内間政成に住所を聞いた時のこと。「○○の漢字はどんな?」と聞いた真栄田に対し、内間は「落ち着いてて、いいところだよ」と『かんじ(感じ)』違いの答えが返って来たと言い、内間の天然ぶりが暴露されていました。

続いて登場したのは、観客の熱気に負けずとも劣らない、アツイあべ。「人を見た目で決めつけてしまうことがある」というネタで、“色の黒い人を見ると”「松崎さんかな?」、“黄色い人を見ると”「(林家)木久蔵さんかな?」、“緑の人を見ると”「ピッコロかな?」など、あべ独特の話術で話はどんどん展開。最後は、“鍵を探している人を見ると”「あれっ?ビスケットを増やしているのかな?」と童謡の歌詞を出し、うまいたとえに会場からは始終笑いが絶えませんでした。

ノリにノってきたところで3組目に登場したのは、はんにゃ。ショートコント「ダンスオーディション」では、「ドゥンドゥン♪ ヴォンヴォン♪」とヒップホップのように口ずさむ金田が、なぜか社交ダンスを披露するというオチに会場は大笑いでした。

 

3組がネタを終えると、YOEC(よしもと沖縄エンターテイメントカレッジ)1期生のネタスペシャルがスタート。ナガマフィン、ミクロンスパイス、ギャングマンモス・小橋川、ちょうちんおばけ、知念なむっちゃん、浦添ウィンドウの6組が登場し、それぞれ1分間でネタを披露。漫才や物まねなど個性的なネタと初々しい顔ぶれに、会場もほっこり笑顔になっていました。客席の拍手の大きさにより、うちなーぐちで漫才を披露した2人組の浦添ウィンドウが、329日(木)に行われる「決勝」進出を決めました。

4組目は「天気がいいですねー、よろしくお願いします」と眩しそうにしながらもテンション高くNON STYLEの登場です。「子どもがあこがれる男になりたい」という井上裕介が「BARでカクテルをかっこよく飲む男性」、そのマスターを石田明が演じることに。格好つけてBARに入ろうとする井上に対し、石田がすかさず「気持ち悪い!カクテキみたいな顔しよって!」とスタートから飛ばします。その後も「カウンターの席に足、届かへんやろ?」「胸キュンどころか、胸やけの間違いやろ?」とツッこみまくり、しまいには井上の格好つけぶりに観客からも悲鳴が出るほど。肝心のカクテルも「キス・ミー・クイック」と名付けた井上に対し、石田が「『キル・ユー・クイック』です」と言葉で反撃するなど、テンポ良く進む展開に、観客も魅了されっぱなしでした。

  

ラストに登場したのは、フットボールアワーの2人です。登場とともに「のんちゃーん」と黄色い歓声が飛び、人気ぶりをうかがわせます。しかし、登場する間もなく至る所でクスクスとなぜか笑う人が。後藤輝基は「まだ何もしてへんのに、何で笑うてんねん」と、相方の岩尾望の方をチラリ。「まぁ、正解は僕の隣にあるんですけれども」とさらにチラリ。これにはお客さんも大笑いでした。古風な女性が好みだという後藤が、岩尾に対して「料理の“さしすせそ”」をちゃんと言えるのかを問うと、「さ:さっさとご飯を食べんかい!」「し:知らんがな。今テレビ見てんねん」「す:すぐあんたはそう言う」「せ:せやから、今テレビ見てんねん」「そ:みそ」と、会話が続くと思いきや、最後は正解の「みそ」で終わるというオチに、客席の人たちは手を叩いて大爆笑。

 

大盛り上がりの「ネタスペシャル」の余韻が冷める間もなく、「KYORAKU PRESENTSビーチステージトークスペシャル」が始まりました。まずは、映画『あぁ…閣議』の出演者、田村亮さん、酒井若菜さんと郷力大也監督を招いて、映画の見どころや撮影秘話を伺いました。豪華ゲストを迎えたMCの品川が「失敗しました。俺パーカーしか持ってきてない。ちゃんとした人が来るなら言っておいてくれないと…」と恐縮していました。

 

 

気を取り直して、田村さんは映画の感想について、「昨日初めて出来上がりを観ましたが、結構楽しめました。沖縄の友達も後半はサスペンスタッチで笑えるし面白かったと言ってくれました」とコメント。また、酒井さんは郷力監督について、「初監督なのにこんなに(撮影)時間がなくてかわいそうだと思っていました。でも穏やかな現場をつくっていただき、演者がやりやすい環境をつくってくれました」と感謝の言葉を口にしました。そこでスリムクラブはすかさず、郷力監督に次回作への出演交渉を開始。郷力監督は「ぜひ、来年も撮らせていただきたいと思っていますので」と快諾するも、自身も映画を撮っている品川は「僕も映画撮ったりするのですが、今のところスリムクラブが出る予定はないです。肩幅が怖いんだよ!」と、会場の笑いを誘っていました。

 

思い掛けないゲスト陣にお客さんたちも大満足のステージとなりました。

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