『銀河英雄伝説』製作発表記者会見

2011年1月、東京青山劇場にて18,000人を動員し満員御礼となった舞台「銀河英雄伝説 第一章 銀河帝国篇」を皮切りに、舞台「銀河英雄伝説」シリーズの外伝2作品を上演いたしました。この度、4月14日(土)~4月22日(日)東京国際フォーラムC4月28日(土)・4月29日(日)NHK大阪ゴールにて『銀河英雄伝説 第二章 自由惑星同盟篇』を上映する運びとなり、1月16日(月)製作発表記者会見がニッポン放送イマジンスタジオにて開かれました。

 

(河村隆一 馬渕英俚可 野久保直樹 大澄賢也 天宮良 中川晃教 松井誠 西岡徳馬 西田大輔(演出) 田中茂樹(原作者))

西田:『銀河英雄伝説』としては4度目の舞台、そして『同盟篇』としては初めての舞台となる。原作の持っている戦争と社会、それからヤンを取り巻く群像劇、その魅力に取り込まれてどんどん話に引き込まれていき、舞台にするにあたって、『同盟篇』ならではの作品になるように、俳優のみなさんとスタッフのみなさんと作り上げていくなかで、原作としての面白さを舞台ならではの面白さにできるように精一杯努力していきたい。

天宮(アレックス・キャゼルヌ役):『銀河英雄伝説』は非常に熱烈なファンの方に、あいつはミスキャストだと言われないように頑張りたいと思う。初日の4月14日の数日前には、往年の50歳に達するので、50代まず第一歩の作品として頑張りたいと思う。

 

中川(オリビエ・ポプラン役):壮大な物語で大河ドラマがあるように、まさにこの物語は壮大なドラマだと感じた。イケイケな戦闘機に乗って撃墜王と呼ばれている役で、身体を張ってこの役に向かっていきたいと思う。

 

馬渕(ジェシカ・エドワーズ役):河村さん演じるヤンと野久保さん演じるラップと大学時代の同級生で三角関係の設定で、現実では絶対にありえない二人の男性から愛される夢のようなシチュエーションです。反戦運動に立ち上がる意志の強い女性でもありますので、強さを表現できたら良いなと思う。

野久保(ジャン・ロペール・ラップ役):河村さん演じるヤンの親友ということで、大役をいただきました。自分の持っている力の120%を必ずこの舞台で出したいと思う。

 

大澄(ムライ役):河村君演じるヤンに支える役ですが、自分がいるからヤンの考えが素晴らしいものであるというくらいに、頭脳免責で寡黙で笑わないという武骨な役を演じます。

 

松井(ワルター・フォン・シェーンコップ役):凄く神経の強いそして女性のあしらい方も上手い、程よい遊びができる自由人の役。4月で52歳になるが、役柄的には役者特権の39歳の若い役をやらせていただきます。作品を精一杯頑張って役を務めていきたいと思う。

 

西岡(シドニー・シトレ役):原作を読み直しみると単なるビジュアルの宇宙大戦争の話ではなく、人間の生きる性みたいなものを扱っている作品。やればやるほどきりがない壮大な話で、演劇的にもきりがない、もっといろんなことを見せたい。生きる性という話を30年前にお書きになったということで、改めて感銘を受け、人間同士の争いを深く追求している人間ドラマだと思う。公演期間が短いので、もっと見たいなという作品に、どのように作り上げようかとわくわくしている。

河村(ヤン・ウェンリー役):『英雄伝説』の大ファンです。是非この作品も若い方にも見ていただいて、戦争の醜さとかを感じていただければと思う。ヤンと同じく紅茶が好きなので、この紅茶美味しいなと思えるようなティータイムを持てるような近い未来を期待して舞台をしていきたいと思う。

MC:この一年、ヤンとして過ごされる時間が長くなりますが、楽しみですか?

 

河村:例えばプライベートでも “きっとヤンだったら、こうするだろうな”と考えながら自分とヤンを心の中で分離させながら生きているような日々です。田中先生にも河村隆一ならではのヤンを演じてくださいと暖かい言葉をいただきました。自分としては更に『銀河英雄伝説』のファンを裏切らないように頑張っていきたい。

Q:宇宙のストーリーになっていますが、実際に宇宙に行くことができるとしたら行ってみたいですか?そしてそこで何をしてみたいですか?

 

天宮:カップラーメンを食べてみたい。

中川:山での山びこが、宇宙でやってみたらどうなるのかを試してみたい。

馬渕:お風呂に入ってみたい。(月のクレータにお湯を張って入ってみたらという河村らしいアドバイスに感動。)

野久保:野球をしてみたい。重力で変化球がどうなるのか。

大澄:月で無重力状態で踊ってみたい。

松井:宇宙で芝居ができるのか。セリフは届くのか試してみたい。

西岡:月の裏側を見てみたい。

河村:過去の地球の記憶を持っている人間として、地球の景色をプログラムするエンジニアになりたい。

田中30年前、若気の至りで書きたい放題書いた作品がこういう大事になるとは思ってもいなかさらにパワーアップするということで作者としては嬉しいとコメント。

舞台『銀河英雄伝説 第2章 自由惑星同盟篇』メインテーマを披露されました。

原作『銀河英雄伝説』創刊30周年記念 銀河英雄伝説カフェオープン!!

 

原宿のカフェ「THE ROOM2525」において。2012年1月21日(土)~2月4日(土)、3月24日(土)~4月4日(水)に期間限定で「30周年記念 銀河英雄伝説カフェ」がオープン。

・銀河英雄伝説の戦艦フィギュア

・戦艦の模型

・アニメ「銀河英雄伝説」ポスター・セル画

・舞台「銀河英雄伝説」衣装・舞台装飾

原作「英雄伝説」に因んだオリジナルメニューやオリジナルグッズの販売、河村隆一さんプロデュース楽曲や銀河英雄伝説

だけのオリジナルサウンドがBGMとして店内で流れ、正に「銀河英雄伝説」の全てが集まったカフェとなっています。

【30周年記念 銀河英雄伝説カフェ】

創刊30周年など、銀河英雄伝説に関するレアな商品を一挙展示

 

場所:TEA ROOM2525 東京都渋谷区神宮前1-15-2 ニコニコ本社ビル2F

日時:2012年1月21日(土)~2月4日(土)、3月24日(土)~4月4日(水)に期間限定

 

舞台「銀河英雄伝説」オフィシャルHP http://www.gineiden.jp/

 

STORY

人類ははるかなる宇宙に進出し、西暦2801年、銀河連邦を成立させ、この年を宇宙暦1年とした。宇宙海賊を壊滅させた英雄ルドルフ・フォン・ゴールデンバウムは「神聖にして不可侵たる」銀河帝国皇帝に即位して銀河帝国を建国。独裁政権を確立し共和主義者たちを弾圧した。

共和主義者たちはルドルフの死後も帝国の圧政に耐え忍ぶ日々が続いたが、帝国暦164年、アーレ・ハイネセンを中心として、辺境の流刑地で密かに天然ドライアイスを材料とした宇宙船を建造して帝国からの逃亡に成功。帝国暦218年、安定した恒星群を見いだし、そこに民主共和政治を礎とし自由惑星同盟を建国した。

こうして人類は、専制政治を敷く銀河帝国と、民主共和制を唱える自由惑星同盟に分かれ、慢性的な戦争状態が150年にわたって続いていた。そして自由惑星同盟にある英雄が現れる。

後に「魔術師ヤン」「奇跡のヤン」と呼ばれる戦術の名将ヤン・ウェンリーである。

<東京公演>

場所:東京国際フォーラム ホールC

日時:2012414日(土)-422日(日)

チケット代:SS10,000円/S9,000円(全席指定・税込)

チケット一般発売日:2012121日(土)10:00 開始

 

<大阪公演>

場所:NHK大阪ホール

日時:2012428()29()

チケット代:SS10,000円/S9,000円(全席指定・税込)

チケット一般発売日:201224()(予定)

 

 

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(取材:野地 理絵)

 

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