第64回カンヌ国際映画祭グランプリ ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督 最新作『少年と自転車』

© Christine PLENUS

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以前、日本で聞いた 「帰って来ない親を施設で待ち続ける子どもの話」を元に、この映画は生まれました。――ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督 (「メトロ」誌でのインタビューより) もうすぐ12歳になる少年シリル。彼の願いは、自分を児童相談所へ預けた父親を見つけ出し、再び一緒に暮らすこと。ある日、シリルは美容院を経営するサマンサと出会い、週末を彼女の家で過ごすようになる。

自転車で街を駆けまわり、サマンサと共にようやく父親を探しあてたシリルだったが、 「二度とここへ来るな」と言い放たれる。シリルが実の親に再び捨てられる姿を目の当たりにしたサマンサは、これまで以上にシリルと真摯に向き合い始める。サマンサとのふれあいのなかで、シリルの心も変化し始めるのだが・・・。

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『ロゼッタ』、『ある子供』でカンヌ国際映画祭2度のパルムドール大賞受賞を成し遂げたダルデンヌ兄弟が、主演にクリント・イーストウッド監督作品 『ヒア アフター』(11)などで知られるセシル・ドゥ・フランスを迎えて贈る、「大きな愛の物語」。

監督・脚本:ジャン・ピエール&リュック・ダルデンヌ

 

出演:セシル・ドゥ・フランス、トマ・ドレ、ジェレミー・レニエ、オリヴィエ・グルメ

 

2011/ベルギー=フランス=イタリア/87/カラー/11.85/ドルビーSRD

字幕翻訳:松岡葉子

提供:ビターズ・エンド 角川書店 dongyu WOWOW  

配給:ビターズ・エンド

 

公式サイト  www.bitters.co.jp/jitensha /

2012年、春、Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー!

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