アダム・サンドラー主演『ジャックとジル』 2012年初笑いはこの映画で決まり!

2012年1月21日(土)ロードショー!

2012年の初笑いはこれで決まり!双子の兄、ジャックはエリート広告マン、妹ジルはお騒がせおばさん。あろうことか あの‘超大物スター’がジルに一目ぼれ??彼らに巻き起こる大ハプニングに 笑いが止まらない!!

 

主演のジャックとジルの男女の双子をCGメイクなしで演じ分けるのは、いま最も稼いでいるハリウッドコメディアン(20118月、経済誌フォーブス誌が2010年の51日から201151日の1年間で「最も稼いだハリウッド俳優」のランキングを発表し、3位にランクイン)アダム・アンドラー。『ウェディング・シンガー』のようなロマンティックなコメディーから『再会の街で』のようなシリアスドラマまでこなすサンドラーが、自身の原点である「サタデー・ナイト・ライブ」時代に戻ったかのようなハジケっぷり。

 

さらに、変わらぬそのキャラクターがなぜか永年ハリウッドで愛されているサンドラーならではのオドロキの豪華なキャスティングが実現した。サンドラーの妻役にはトム・クルーズの愛妻ケイティ・ホームズ、そしてジルに一目ぼれするのはアル・パチーノ自身が演じるアル・パチーノというぶっとびかた。演技に没頭するあまり舞台と現実の区別がなくなってしまった狂気を秘めた名優という、自らのパロディともいえる役どころを楽しげに演じているオスカー俳優のおおらかな演技も見もので、この二人の恋の行方も気になるところ。さらには、ジョニー・デップほかジョン・マッケンロー、シャキール・オニール、ブルース・ジェナーほかセレブたちがやはり当人の役で出演しているのもサンドラー映画のいつものお楽しみだ。

<ストーリー>

ホリデー・シーズンに家族と時間を過ごすとき、人は誰でも、会うだけで頭にくる家族や親戚の一人や二人が必ずいるもの。そんなことがあっても、人は家族を愛さずにはいられない。だが、それでも…ジャックにとって、彼の双子の妹、ジルは子供時代から大人になるまで厄介な存在だった。ジャックが独立してLAで成功し、幸せな家庭を築き、一方、故郷の東部に留まったジルは両親の世話をみて暮らしていた。今や、1年に一度、感謝祭の休日しか、二人が会うことはない。ジャックにとっては一年に一度の義務と忍耐の日々だ。そして、今年もその受難のホリーデーシーズンがやって来た。

例年通りならば、たったの23日の我慢のはずだったが、今回は違っていた。ジャックは、感謝祭だけではなく、ユダヤ教のハヌカー(クリスマスと同時期に行われるユダヤ教のお祭り)の時期までジルにLAに滞在してもらい、ゲーム・ショーから乗馬までLAで楽しめる全てを楽しんでいってくれと頼むはめになってしまう。

その理由は、彼の広告代理店での仕事にあった。彼の会社の最大のクライアント、ダンキン・ドーナッツに、新商品ダンカチーノのTVコマーシャルに、アル・パチーノを出演させろ、という無理難題を押し付けられ途方にくれていたところ、たまたまジルを連れて行ったLAのプロ・バスケットボール・チーム、レイカーズの試合でアル・パチーノに出会い、なんとパチーノはジルに一目ぼれしてしまうのだった。一体、全体、どうやったら名優アル・パチーノをTVコマーシャルに出演させられのか?彼がコマーシャルに出るのかどうか?それさえ分からず、その上に、この名優があまりに多くの役柄を演じたために、自分が演じている役柄と現実とが混乱し始め、次第に突飛な行動に出ていると聞いていたジャックは、パチーノに近づくには、ジルを利用するしかないという考えに至る。

ジルはパチーノに、彼自身がかつて置き去りにしてきた人生の全てを思い出させていた。それは、ブロンクスで過ごした少年時代のことだった。舞台でドン・キホーテを演じる準備をしていたパチーノは、現実と演技での世界との区分けが困難になるトラブルを抱えており、突然、ジルはパチーノにとってダルシネア姫に変貌していたのだった。ドン・キホーテはロマンティックな恋愛を理想化している、だからパチーノはドン・キホーテを演じるためにダルネシア姫=ジルの愛情を勝ち得なければならないのだった。

ところが、ジルのほうはパチーノに全く関心を持っていない。それが一層、パチーノの情熱と狂気を更に燃え立たせ、簡単にジルから離れようとしない。ジャックは名優パチーノのCM出演をうん、と言わせるため、人生で一番避けていたこと、ジルのLA滞在を延ばそうとジルを説得し、自らもトンでもない騒動に巻き込まれることになる---

<キャスト>

アダム・サンドラー(ジャック・サデルステイン&ジル・サデルステイン/共同脚本/製作)

 

俳優、脚本家、製作者、ミュージシャンといった分野で、ブームを起こし、全作品の累計世界興行収入は30億ドルに到達しているマネーメイキング・スター。

初めてコメディの世界に足を踏み入れたのは17歳の時で、それ以来全米中のコメディ・クラブで常に公演を行い、精力的に活動。その一方、NY大学芸術学科の学位も取得。

1980年代に「コスビー・ショー」やクイズ番組に出演、「サタデー・ナイト・ライブ」で人気を定着させる。1989年に『Going Overboard』で映画デビュー。

 

自ら製作・脚本を手がけ、あらゆる映像製作の可能な、自己完結型のミニ・スタジオとして映画製作会社ハッピー・マディソン・プロダクションズをジャック・ジャラプトと共同出資で設立。『俺は飛ばし屋プロゴルファー・ギル』(1996)、『ウォーターボーイ』(1998)、『ビッグ・ダディ』(1999)など立て続けにヒットを飛ばしハリウッドきってのコメディ・アクターの地位を確立した。

 

の後10年以上、トップの座に君臨し続け、2010年『アダルトボーイズ青春白書』は彼の映画作品で最高の全世界興行収入27100万ドルを突破、最新映画『ウソツキは結婚のはじまり』(2011)も全世界興行収入として21400万ドルを稼ぎ出した。

今現在、製作に入っているのが、アンディ・サムバーグ、レイトン・ミースターと共演する、2012年夏北米公開作品『I Hate You, Dad』。ソニー・ピクチャーズ アニメーションのCGアニメ『Hotel Transylvania』では声優としてドラキュラ役の主役の声を務める予定。

 

他の出演作品は『リトル★ニッキー』(2000)、ゴールデン・グローブ賞ノミネートを獲得することになったポール・トーマス・アンダーソン監督の『パンチドランク・ラブ』(2002)、ジャック・ニコルソンと共演した『N.Y.式ハッピー・セラピー』(2003)、ジェームズ・L・ブルックス監督作品『スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと』(2004) ドリュー・バリモアと共演したロマンティック・コメディ『50回目のファースト・キス』(2004)、クリス・ロック、バート・レイノルズと共演した『ロンゲスト・ヤード』(2005)、ケイト・ベッキンセールと共演した『もしも昨日が選べたら』(2006)、マイク・バインダー監督作品で、ドン・チードルと共演した『再会の街で』(2007)など。

ワーナー・ブラザーズ・レコーズのコメディ収録アルバムは多数がプラチナ・アルバムとなり大ヒット。今現在、総数で600万以上のセールスを記録している。

ケイティ・ホームズ(エリン・サデルステイン)

 

アン・リー監督作品『アイス・ストーム』で映画デビュー。WBネットワークで最高視聴率を獲得する人気番組となり、第6シーズンまで製作されるに至ったTVシリーズ「ドーソンズ・クリーク」で全米に知られる。

カーティス・ハンソン監督の『ワンダー・ボーイズ』(2000)、サム・ライミ監督の『ギフト』(2000)、ジョエル・シューマカー監督の『フォーン・ブース』(2003)、ジェイソン・ライトマン監督の『サンキュー・スモーキング』(2005)、クリストファー・ノーラン監督のアクション超大作『バットマン ビギンズ』(2005)などハリウッドで最も注目され、かつ才能溢れる監督たちと数多くの仕事を共にしてきた。

 

2008年にはアーサー・ミラーの戯曲『みんな我が子』にジョン・リスゴー、ダイアン・ウィースト、パトリック・ウィルソンの相手役としてブロードウェイ・デビュー。この舞台で彼女が創り出したアンという女性像は批評家から激賞され、映画、舞台共に活躍する女優としての名声は不動のものになった。私生活ではトム・クルーズ夫人として知られる。

アル・パチーノ  (本人役)

 

8回ものアカデミー賞ノミネートに輝き40年ものキャリアを誇るハリウッドきっての名優。俳優業としてのデビューはオフ・ブロードウェイの演劇の世界だった。ハーバート・バーゴフのもとで演劇を学び、後にリー・ストラスバーグのアクターズ・スタジオで俳優修行した。『ナタリーの朝』(1969)で映画デビュー。初主演した『哀しみの街かど』(1971)で注目され、『ゴッドファーザー』(1972)で、アカデミー賞にノミネート、続いて『セルピコ』(1973) 、『ゴッドファーザーPARTⅡ』(1974)、『狼たちの午後』(1975)とノミネートは4年連続となる。その後も『ジャスティス』(1979)、『ディック・トレイシー』(1990)でもノミネートされたが1992年『摩天楼を夢みて』で助演男優賞に、『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』で主演男優賞にダブルノミネートされ、ついに『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』で念願の主演男優賞を受賞。

 

他の主な出演作は『スケアクロウ』(1973)、『スカーフェイス』(1983)、『カリートの道』(1993)、『ヒート』(1995)、『フェイク』(1997)、『ボビー・デアフィールド』(1997)、『ディアボロス/悪魔の扉』(1997)、『インサイダー』(1999)、『エニイ・ギブン・サンデー』(1999)、『インソムニア』(2002)、『リクルート』(2003)、『88ミニッツ』(2007)、『オーシャンズ13(2007)など。

 

近年、オスカー・ワイルドの「サロメ」をテーマにしたインディ系ドキュメンタリー映画『Wilde Salome(2011)を監督。ドキュメンタリー、フィクション、即興演技などの混合体であるこの作品は、パチーノの舞台作品、その製作風景をベースにしている。舞台出演最新作はブロードウェイの舞台「ヴェニスの商人」。

 

<スタッフ>

デニス・デューガン(監督)

 

俳優から監督に転身した経歴の持ち主で、まずNYの演劇界で自らのキャリアを出発させ、その後、TVシリーズ「M*A*S*H マッシュ」(1975)、「ロックフォードの事件メモ」(1978-1979)、「ヒル・ストリート・ブルース」(1982)等にゲスト出演した。映画出演は『ハウリング』(1981)、『キャント・バイ・ミー・ラブ』(1987)、『バックマン家の人々』(1988)、『結婚の条件』(1989)などがある。

同時にテレビの「こちらブルームーン探偵社」(1985-1989)、「新・刑事コロンボ 4時02分の銃声」(1993)、「NYPDブルー」(1993-1994)などの監督を務め、その後映画にも進出、現在までの監督作品は全世界で10億ドル以上もの成績をあげてきた。

 

映画監督作品にはアダム・サンドラー主演の『俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル』(1996)、『ビッグ・ダディ』(1999)、『エージェント・ゾーハン』(2008)、『アダルトボーイズ青春白書』(2010)、『ウソツキは結婚のはじまり』(2011)のほか、ジャック・ブラック出演の『マテリアル・ウーマン』(2001)、マーティン・ローレンス出演の『ナショナル・セキュリティ』(2003)などがある。

スティーヴ・コーレン (共同脚本、製作総指揮)

 

NYの30・ロックフェラー・センターの玄関で人気コメディアンデニス・ミラーとデヴィッド・レターマンにジョークのネタを手渡ししたことからコメディの脚本執筆業を開始することになった。こうした偶然の出会いが、コーレンにTV番組「サタデー・ナイト・ライブ」の脚本家への道を開いた。「サタデー・ナイト・ライブ」では、マイク・マイヤーズ、アダム・サンドラー、クリス・ロック、モリー・シャノンといった才能溢れるコメディ俳優たち、特に事務所まで一緒にシェアしていたウィル・ファレルは言うまでもなく、そうした一流コメディアンたちと共同作業を続け、エミー賞ノミネートを多数獲得した。

 

その後、ゴールデン・タイムのTV番組、シチュエーション・コメディ番組の世界に転身。数々の賞を受賞している「となりのサインフェルド」 (1996-1998)の脚本家/製作者として活躍。

映画界では、コーレン、ウィル・フェレル、クリス・カッテンが3人とも出演&共同脚本を担当した『ロクスベリー・ナイト・フィーバー』(1998)、ジム・キャリー主演『ブルース・オールマイティ』(2003)、アダム・サンドラーが主演『もしも昨日が選べたら』(2006)、エディ・マーフィ主演の『A Thousand Words(2012)等の脚本を次々にこなしてきた。

 

アダム・サンドラーの製作会社ハッピー・マディソンの『ウソツキは結婚のはじまり』(2011)や、『アダルトボーイズ青春白書』(2010)では、製作総指揮を務めた。

2011年アメリカ映画 

(1時間31分)

配給:ソニー・ピクチャーズ エンターテイメント

公式HP: http://Jack-Jill.jp

 

 

 

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