オリジナル・ドローイング・ショー「The Cube」

 

品川Segredoの JAZZイベント「DUAS CHAVES」のスペシャルエディションが12月10日(日)開催されました。韓国でテレビや各メディアでも活躍、北京オリンピック・セレモニーなど国際的イベントにも出演し、世界的にも注目が集まっているドローイングアーティスト「キム・ジンギュ」とのコラボレーション。

初めて味わったことのない新しい感覚のドローイングパフォーマンス。芸術絵画とは違い、スピード感あふれる動きと柔らかい繊細な指先の動きによって描かれるものは、まるでマジックのようなアートテクニック。その迫力がある仕上がりに、集まった観客から歓声と拍手。

 

(ドローイングとは?木炭や鉛筆などの筆記具を用いて描く単色の線画のことを一般的に言う。)

 

ドローイングアーティスト「キム・ジンギュ」の世界初オリジナルドローイングショー「The Cube(ザ・キューブ)」が、2012年1月18日から東京・博品館で開催されます。

 

 

ドローイングアーティスト「キム・ジンギュ」の世界初オリジナルドローイングショー「The Cube(ザ・キューブ)」が、2012年1月18日から東京・博品館で開催されます。

 

 

舞台演出(演出・構成)又平享×ドローイング技術(アート・出演)キム・ジンギュによる、韓国文化×日本文化を融合した日本発、世界に発信するニューエンターテイメントショー。韓国大使館・文化院もバックアップ。

どうして展示場にかかっている絵だけを観なければならないのか?”というキム・ジンギュの疑問と“幼い頃に楽しく絵を描いた体験が美術の本質なのではないだろうか”という考えからスタートした「ザ・ドローイング・ショー」人生が結果だけでなく、過程が最も重要なことであるように、絵を描いて行く過程を観せることにより、その楽しさを共有することができるのが「ザ・ドローイング・ショー」なのです。

 

今まで誰もが観たことのない経験したことのない「Newアート・パフォーマンス」人間の限界を超えた超高速ドローイングと瞬時に変容する多数の絵画が登場。美術クリエーションと音楽が融合した舞台で、大きな立方体のキャンパス(キューブ)に“レオナルド・ダ・ヴィンチ”などの歴史的絵画が瞬時にその場で描かれる。

 

美術の壁を壊す絵画と演劇の絶妙な出会い「描かれていく過程がショーになる」絵画を鑑賞するだけでなく、その絵画が完成されていく過程を観ながら美術の魅力、面白さをジャクソン・ボロックのアクションを彷彿させるペインテイング技法で体感できる。

天才・葛飾北斎の世界が平面アートの枠を超え、劇場という空間キャンパスの中で立方体に公開される「三次元の世界」

「物語(ストーリー)」宇宙・地球・自然、物語は師匠と弟子との出会いから始まり、2人の芸術表現の葛藤、誤解など人間の生きるドラマがアート(スーパー・ドローイング・パフォーマンス)を通じて描かれる。弟子は師匠の指導のもとで究極の絵画「山河」を完成しようとするが、納得できるものに到達できない。

破局する2人の関係。師匠が完成させた究極の滝の絵画は、水音とともにキャンパスから水が流れ、水音は弟子の涙に変化する。悲しみに暮れ、苦悩する弟子。諭す師匠。そして、2人の関係には予想もしなかった意外な展開が・・・

 

出演:Kim Jin Kyu(キム・ジンギュ)他  上演時間:1時間40分

 

<アーティスト・プロフィール>

 

・又平 享

86年ヨーロッパ各国で高い評価を受けていたイギリスの劇団リンゼイ・ケンプ・カンパニーを初来日させ、「真夏の夜の夢」の公演を実現。演劇界、バレエ界、ファッション界に一大旋風を巻き起こす。’08年からプロデュースしている「グローリー・ゴスペル・シンガーズ」も不動の人気を得ている。2010年森山未来を起用し「変身」を再演。日本、英国、そしてアジアを行き来しながら、ミュージカル、演劇、バレエ、ダンス、コンサートなど海外の数々の舞台作品を制作プロデュース。

 

・キム・ジンギュ

スーパー・ドローイング・アーティスト。韓国のステージ、テレビで大活躍中。弘益大学院映像学科修士。長安大学ゲーム科専任教授歴任。ソウル芸術公演専門学校映像アニメーション学科講師ほか。

<オリジナル・ドローイング・ショー The Cube>

 

・日程:2012年1月18日(水)~1月26日(木)

・会場:銀座・博品館劇場

・出演:“韓国スーパー・ドローイング・アーティスト”キム・ジンギュ 他

 

チケット6,500円(全席指定)

 

公演詳細→http://www.originaldrawingshow.co.jp

主催・お問い合わせ:テイトコーポレーション

03-3402-9911(平日10:00~18:00)

 

<キム・ジンギュさんに合同インタビュー>

 

10日のイベント後にキム・ジンギュさんに「The Cube」について合同インタビューをさせていただきました。

 

Q:The Cube」は、どのような作品ですか?

 

キム・ジンギュ:ドローイングショーは美術のショーですが、「The Cube」は美術のショーでは世界初になります。韓国では美術のショー13年間研究してきました。5,6年前に韓国で、小さなショーを開催し、そこでかなり反響いただきました。今回、又平氏と出会いまして、本格的な世界市場の美術公演をしようと「The Cube」という作品を作ることとなりました。この「The Cube」には、美術を専攻した方でもご存知ないような技法が出てきます。美術の世界は特別な専門的な世界になってきました。しかし美術というものは身近なもので、私達が息をしているように、誰でもできるものが美術でもあるのです。美術館にある完成された壁にかかっている絵ではなく、今私自身生きている過程がとても大事だと思うのです。絵を描く過程というものが、自分には大切だと思いました。その過程をお観せするのが、このドローイングショーなのです。俳優が舞台の上でドローイングをしますが、お客様の想像を超えたステージが出来上がりました。こういうジャンルが新しく出来たのだなと思っていただけるのではないかと思います。説明だけでは難しいですので、是非実際に観ていただきたいショーです。

 

Q:世界へ向けて日本発ということもあり、ドローイングショーが日本からスタートするのですが、シナリオの中に日本に関することも描かれる予定なのでしょうか?

 

キム・ジンギュ:この作品作りの中で、日本というものに多く接することになりました。日本が持っている文化的な深みや日本の様々な美術のジャンルを学びながら、世界の画家達が日本の美術の影響を受けたと言いますが、本当に素晴らしいものがあるのだと実感しました。日本人が感じられるヒューマニズムなどや日本を感じられる素材を用意していますので、自分自身も非常に期待が大きいです。

 

Q:絵を描くことはあまり難しくなくご飯を食べるようにと言っていましたが、子供たちが観たら面白いし、自分もやってみたいと思うかもしれませんし、キムさんのように描くまでには、どのような練習や教育が必要ですか?

 

キム・ジンギュ:教育以前にやらなければならない大切なことがあります。自分が幸せであるといことです。今回の公演を作りながら感じたことですが、自分も最初は有名になりたいと思っていました。お金も儲けてみたいと思いました。そしてできるだけやれることをやってきました。勝つためには他人に「No」と言われることに対して怒りを感じたりしました。結局、自分は病気になり倒れてしまいました。病気になり健康が一番だと感じました。生きていることに感謝しました。美しいものを人に感動を与えたいと思うようになりました。以前の自分自身の中には欲望の塊でした。それからは観せるために公演を作り、自分自身が幸せに作りました。そのときから、どんどん絵を描くスピードが速くなりました。それから絵を描くことが疲れなくなりました。子供たちが絵を描くときに大切なのは、目標を持つことよりも今のこの瞬間の幸せを感じること。不幸だと思うことがあるのであれば、感謝する心を持ち乗り越えること。心のベースになることを変えるだけで絵だけではなく、その全てが変わっていくものです。先程のイベントで頭がおかしい人のように見えませんでしたか?本当に狂ったかのようにとても楽しかったのです。今この瞬間がとても幸せです。

 

 

Q:先程、ベートーベンを描いたときに、ベートーベンの性格なども表しているかのように見えましたが?

 

キム・ジンギュ:自分は薔薇の花を描くときに、薔薇の花を食べてみました。花を描くときは花を味わってみるのです。以前はカラーという花を描く前には、自分自身がカラーの花であり自分自身がそのものになってみないと絵を描くと言っても外見だけの絵になってしまうのです。ベートーベンは、彼はどうして狂うまで音楽を愛したのかをわかるためにベートーベンになって狂うように何かを探してみました。そうすることによって通じるものがありました。

 

Q:「最後の晩餐」もイエスキリストになって思いながら描いていたのですか?

 

キム・ジンギュ:イエスキリストが残した良い言葉を感じてみたり、「最後の晩餐」では、イエス・キリストの左手は手のひらをみせ、右手は握っているのです。それはどういう意味でしょう?それは、全てのものを得ることができ、そして全てのものを離さなければなりません。両手を握ってしまうと人は病気になったりします。自分が得たものがあるのであれば、人に分け与えるということを感じながら描くことで、絵が生きてきます。短い時間で描きましたが、「最後の晩餐」に出でくる一人一人の表情を描けたかなと思います。

 

Q:技法がいくつもあると言っていましたが、「The Cube」では、いくつの技法の数は?

 

キム・ジンギュ:「The Cube」に出てくる技法としては、9つくらいは技法が出てきます。美術の専門家でも知らない技法も出てきます。例えば滝を流れる水の流れを白黒で描いたときに、それをある瞬間にしてカラーに変えてしまうとか、点を一点描きその点が勝手に絵を描くとか。こういうことは学校で学ばない技法です。お話した以外にも技法がありますので、是非会場で観ていただきたいと思います。

 

2012年1月18日(水)から始める「The Cube」では、今までにない新感覚の「魔法と魅惑の世界」が体験できるチャンス。絵心のある方もそうじゃな方も、老若男女かかわらず楽しめる「ドローイング・ショー」だと思いますし、是非子供たちにも楽しんで感動していただきたい「ドローイング・ショー」だと思います。実際の目で観て心が揺れた、感動したショーでした。

 

 

<キム・ジンギュ TV生出演&プレイベント・スケジュール>

 

TV出演情報)

12月19日(月)21時

TOKYO MX 「ゴールデンアワー」

スーパー・ドローイング生出演。TV初出しドローイング絵画を予定。

 

12月23日(金)18時

Bsジャパン「アジアスキ」

スーパー・ドローイング生出演。TV初出しドローイング絵画を予定。

 

12月30日(木)年末特番

「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ」

スーパー・ドローイング生出演。スター達の前で華麗にダイナミックに妙技を披露!

 

1月3日(火)13時30分

世界初のアート・エンターテイメント「The Cube」30分特番放送(タイトル未定)

12月7日から始まった日本での稽古風景や、キム×演出・又平享とのバトル対談、応援メッセージなどで描く、オリジナル・ドローイング・ショーのすべて!

 

(プレイベント)

12月17日(土)12時30分~14時30分

日本初の「スーパー・ドローイング特別ワークショップ」を開催。今まで誰も受けたことがないオリジナリティに満ちた実演講義や、生徒達とのコラボ、華麗なテクニックQ&Aなど盛りだくさんの2時間。

会場:日本デザイナー学院(渋谷本校):大教室 ※オープンカレッジです。

 

12月21日(水)15時

東京都心。クリスマスの街にスーパー・ドローイング・アーティスト、キム・ジンギュが出現し、華麗なアート・パフォーマンスを披露!

会場:ニッポン放送・特設ステージ(東京・八重洲地下街)

 

 

 

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