「ニューヨークタイムズ」でも絶賛されたDulsoriのパフォーマンス

  @UTSUGHI

 

Dulsori(ドゥリソリ)の来日公演が、11月11日R'sアートコート(労音大久保会館)にて、開催されました。Dulsoriは韓国伝統の管弦打楽器と歌で、雨風や雷をはじめとした様々な自然界の音をパワフルに表現。本来人間が持つ自然力を沸き上がらせ、パフォーマンスとオーディエンスを一体化。彼らの伝統と現代のエンターテイメント要素を融合したショーは、欧米でも人気を博し、「ニューヨークタイムズ」でも絶賛されたDulsoriのパフォーマンス。

 

 

開演と共に会場後ろから打楽器を演奏しながら登場したDulsoriのメンバー。「初めまして。」「アンニョンハセヨ。」と会場の観客に挨拶をしながらステージへと登場しました。スタートからパワフルな演奏に、観客は手拍子と掛け声というDulsoriと観客が一体化した瞬間。この日、会場には小学生や男子高校生の姿もあり、老若男女が遊び心を持ちながら会場が一つになり楽しむパフォーマンスでした。

 

管楽器テピョンソで強い音が響きわたり、プッという打楽器で足元から振動が響く。体で感じる音、そして目で見るパフォーマンスと観客はその強い音と激しい動きのパフォーマンスに息をのむ。楽器に使用されている皮、糸、竹など韓国ならではの自然が生み出す音が、伝統楽器で喜怒哀楽を音で表現され、弦楽器と迫力のあるヴォーカルとの融合。

 

激しいだけでなく、会場の観客を楽しませる場面も多く、観客全員が最初から最後まで手拍子と掛け声での参加型パフォーマンスはDulsoriならではのパフォーマンスでもありました。

 

  @UTSUGHI

誰もが韓国の宮廷ドラマなどで目にしている伝統楽器。実際に聴き体験することで、伝統楽器の持つ音色が振動となり心に伝わる不思議さ。そしてDulsoriのパワフルなパフォーマンスと観客を楽しませるパフォーマンスは、まさにエンターテイメント。ニューヨークタイムズが絶賛した理由が、実感してみて理解できました。Dulsoriのパフォーマンスは、音の迫力だけでない、心も元気にしてくれるショーだと実感しました。是非とも再演して欲しいDulsoriのパフォーマンスでした。

 

(取材:野地 理絵)

 

 

Asiaent_Lifeをフォローしましょう

<人気記事>