東京国際映画祭 台湾映画『あの頃、君を追いかけた』舞台挨拶

 

台湾では8月に公開され、いまだロングランで上映されている『あの頃、君を追いかけた』、23日東京国際映画祭での舞台挨拶には、ギデンズ監督と主演のチェントンとミッシェルが登壇しました。台湾映画ファンが国内外から集結し、会場は満員でした。

 

監督:日本に来れて嬉しく思います。

チェントン:今回日本にこ来れて嬉しいです。東京国際映画祭に参加し、皆さんにお会いするのがとても嬉しいです。実は二年ぶりの日本です。皆さんがこの映画を気にいてくれたら嬉しいです。

ミッシェル:宜しくお願いします。私はミッシェルです。(日本語で挨拶)みなさんこんにちは、私も5年くらい来ていませんでした。以前はテレビドラマに出演していたので来ていました。この映画で感動してくれたなら嬉しいです。

 

 

Q:この作品は、監督の自叙伝的な作品ですが、キャスティングする際のポイントは?

監督:ヒロインは僕が本当に好きで、この人でなければならなかった。男性役は僕と同じくカッコイイところにこだわりました。

 

Q:キャストに選ばれた感想は?

ミッシェル:監督が何どもそう言って下さることに感謝しています。

チェントン:僕の憧れの男性ですし、僕と同じくカッコイイです。

 

 

Q:実は8月に台湾でポスターを見て、日本で上映されると良いなと思っていた。作品には監督が実体験がどれくらいなのか?イマジネーションがどれくらいか?最後に出てきたリンゴに込められた思いは?

監督:リンゴの意味は、英語で「僕の目の中に入れても好き」という意味です。脚本では100%僕の自叙伝です。二人の喧嘩のシーンは小説では電話で喧嘩をする設定ですが、映画では雨の中で喧嘩をするシーンにしました。ここだけは強調して言いたいことは、映画の終わり10分位にある花婿にキスをするシーンは、実体験にはありませんでした。この小説が生まれたきっかけは、チアイーの結婚式に出席したときがきっかけなのです。最後の10分間が、映画を作るきっかけになりました。

Q:普段も裸で生活されていますか?

監督:裸体を見せるということは考えていましたが、チェントンが裸になりたいと言ってたので。

チェントン:初めての映画主演でしたので、何でも徹底的にやってやろうと思ったので監督に裸でと言いました。

 

Q:上海から来た中国人です。実はこの映画のために六本木ヒルズで働いていますが、仕事をサボって上映を見にきました。次回作も青春物語りでしょうか?

監督:映画を撮った動機は、この物語を映画にしたかったので、映画監督になりたくて撮ったのではないのです。まだ33歳ですので、たくさん物語はないのですが、今新しい物語を温めています。チアイーを追いかけたように情熱的に思ったら撮りたいと思います。

 

Q:他の監督を意識していますか?

監督:台湾の映画の環境は、スピードが遅いのです。今回のように作品が評価されるのは、ラッキーなことだと周りからも言われます。映画が大変ということを実はあまり把握していないのです。物語を皆んなに喜んでいただける物語ができたら撮っていきたいと思います。

 

Q:監督のクリエイティブな部分は、日本文化などを取り入れ、スーパー銭湯などにも入ったりしているのですか?

監督:僕は日本の漫画を見て育った世代なのです。ドラゴンボールが好きですので、よく喧嘩もしました。「ワンピース」や「はじめの一歩」など影響を受けました。

 

Q:ミッシェルさんは、次回作予定は?

ミッシェル:応援してくれて嬉しいです。まだ詳細は言えませんが、年末に撮影に入る予定です。これからはいろんな役を挑戦し演じてみたいと思います。例えば精神分裂などの面白みがあるキャラクター役をしてみたいと思います。

 

 

 

 

そして、舞台挨拶が終了しても、監督やキャストにサインをお願いする熱烈がファンが押し寄せました。今後の日本での上映も期待したいと思いました。

 

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