「したまちコメディ映画祭in台東」コメディ栄誉賞、伊東四郎授賞

<オープニングセレモニー>

 

浅草レビュー劇団、虎姫の歌とダンスでオープニングセレモニーの

 

開催です。

 

台東区吉住弘区長、実行委員会会長:皆さん、こんばんは。大勢の皆さん方に「したコメ」オープニングにご参加いただいて、心から感謝したいと思います。「したコメ」は話題を世界に発信していこうとことで「したコメ」の映画祭を開催しているのです。浅草というところは、喜劇俳優やたくさんの芸人を生んだ街です。上野は文化芸能を培った街です。今、3月11日の大震災で、日本中が暗い。本当に地域の方々を考えると頭が下がる思いです。笑いを被災地へ届けよう。台東区から元気と賑わいを世界中へ発信していこうとしているところです。映画祭が19日まで開催されます。多くの皆さまに感動していただきたいと思います。

 

映画祭実行委員長 いとうせいこう氏:第4回を迎えることができました。映画祭は台東区にフィルムコミッションがありまして、その席で今はもう亡くなってしまった井上ひさしさんが素晴らしい劇作家で、浅草ロックのフランス座のストリップ劇場で、コ ントを書いてそこから始まった井上さんの人生なのですけれど、井上さんと同席の時に、「浅草で映画祭をやったら面白いですね」と言ったら、「コメディ専門が良いのではないか?」と言われ、意志を継ぐ思いでした。今年は日本に大変なことが起こりました。自粛することが多い中、笑いをやった方が良いのではないかという台東区は素晴らしいと思います。そのために皆さんのために面白いプログラムを作りました。どうぞ楽しんで下さい。皆さん、有難うござ います。

 

青柳議長:23区一のセクシー議長です。大勢のお客様をお迎えまして、セレモニーができたことをお喜び申し上げます。下町・映画・笑いというトライアングルがしっかりとコラボすると元気が出る。世界中に元気を届けていきます。笑いの伝導でもあります、モンティ・パイソンのエリック・アイドルさんのメッセージで登場する。区役所や区議会が同意して「サラリーマンNEO」や「モンティ・パイソン」をやるってことは、世界中探してもないと思い ます。台東区ならではの笑いと元気を盛り上がていきたいと思います。

 

コメディ栄誉賞 授賞式

伊東四郎登壇。

 

伊東:いとうさんこんばんは。

 

いとう:伊東さん有難うございます。

(同じ名字での伊東四郎といとうせいこうの挨拶で、会場に笑いを沸かせる。)

 

 

吉住区長より賞状と賞金の授賞式。お米一俵。そして、「昭和18年から10年間食卓から米が消えました。米に対する憧れが強いですから、今日いただいた感謝状よりも嬉しいかもしれません。」とコメントした。

 

伊東:私は今から53年前にこの世界に身をおきまして、3回表彰されました。浅草芸能大賞をいただきました。公会堂にも私の手形があるのです。三船敏郎さんや長谷川和夫さんのもありますが、私のもあるのです。

こちらへ来るたびに手形を合わせてみては「ぴっ たりだ」と馬鹿なことを言っています。亡き三木のり平さんとの舞台では演劇賞をいただきました。NHKの放送文化金賞をいただきました。コメディ栄誉賞、伊丹監督の作品では、監督怖い組織の親分なので、アイシャドウなどを入れて怖い顔にしましょうか?と聞いたら、伊東さんはそのままでいいと言われてむっとしたこともありました。「有頂天ホテル」では、真っ白な白塗り顔でうろうろしている会長役で、メイク落としない?という役で、嬉しいことは喜劇作品で浅草で賞をいただいたことが最も嬉しいです。これでテレ ビ、舞台、映画で私のジグソーパズルのピースは埋まりました。

 

 

 

栄誉賞の賞金は、東日本大震災の復興のために役立てていただきたいということで、台東区より日本赤十字社へ義援金として寄付させていただくことになりました。

 

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